天皇杯準決勝 浦和?鹿島

年賀状が進まずU-15決勝をパスしてしまった。
スタジアムに来て驚いたのは報道陣が少ないこと。しかも観客の出足が遅かった。当日券もある。スタジアムの中でラジオ出演した後に席を確保したけど、まだいい場所がたくさんあった。
試合は鹿島の充実ぶりが目についた。本山選手に本来のキレが戻りつつあり、柳沢選手ももうほんの一歩、野沢選手は才能を大きく開花させる直前という感じだ。相変わらずロングパスは上手い。試合後にNさんと鹿島の強さについて確認し合った。
それでも勝つのは浦和。こんなにケガ人が相次いでも、ちゃんとチームとして形になる。
かつてヴェルディが90年に3人の外国籍選手に加えてラモスとカズ選手という外国籍選手を抱えていると言われていたように、今年の浦和にもワシントン選手、ポンテ選手、ネネ選手に加え、帰化組の闘莉王選手と三都主選手がいる。それでも昔のヴェルディになかったのは、控えに小野選手クラスがいるということだろう。そんな層の厚いチームがアジアチャンピオンズリーグでどこまで戦えるか楽しみだ。
試合後、ゼムノビッチ元監督がスタジアムの前の入口にいた。同郷のよしみということで、イビチャ・オシム監督にいろいろ連れていってもらっているらしい。面白かったのは、車に乗り込む時にオシム監督が助手席に座り、ゼムノビッチ氏が後席に乗り込んだこと。
ところで、ゼムノビッチ氏は最初鳥栖フューチャーズの通訳だった。監督はチャブリノビッチ。朝から酒の匂いがプンプンする監督だった。ところがまだ日本語が不自由で1カ月で解任される。その後、日本全国いろいろと働いているようだ。正直に言うと、清水の監督時代には選手と話しているのに無理矢理割り込んできたり、オフレコなのに嘘をつかれたり、スタッフと話そうとしている時に遮ろうとしたり、あまりいい思い出はない。
鹿島のアウトゥオリ監督の会見中にベテラン記者のKさんが、「アウトゥオリ監督の次の試合は1月4日だ」と教えてくれた。クルゼイロでの仕事にすぐ取りかかるらしい。「早く帰りたかったんじゃないかな」とも。もちろん冗談だろう。
帰りにいつもの屋台によろうとしたけれど、やってなかった。残念。だが、年賀状が全然完成しないのでよかったかな。

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