川崎の練習取材
川崎の練習場の工事が本格的になってきた。来年の夏以降に完成すると言うが、それまでは一面を無理やり使い続けることになりそうだ。しかも芝は荒れている。聞くと、10日には等々力を使わせてもらえるのだと言う。というか、せめて試合の前々日や前日にホームスタジアムが使えないと「ホーム」のアドバンテージは小さくなる。スタジアムの管理会社にすると、芝が枯れれば自分たちのせいになると思うのだろう。実際にそんな声を聞いたことがある。だから使わせない、と。確かに誰も使わなかったら、いつもいい芝の状態が保てる。おっと、使わないのだから管理する必要もないのかも。だが、彼らはスタジアムに一番金を払っているクラブの声をもっと聞いてもいいはずだ。勝てば、さらに観客が訪れ、その分スタジアムも潤うはずなのだから。川崎の市長はとても熱心にスタジアムに足を運んでいるので、もしかすると彼が動けば行政は変わるのかもしれないが、きっとそんな現状は知らないのだろうなぁ。