東京V?鳥栖
J2リーグ第26節。国立競技場。
両チームの目指す方向は同じ。
東京Vはマルクスが入って、中盤でしっかりボールが収まり、トップを追い越して飛び出す選手が出来た。これでボランチがもっとボールをキープして、左右に散らすことが出来れば、やっと昇格を狙う態勢が整うのではないか。試合後にラモス監督にそう言うと、「今度練習見に来てね。いいのいるよ」とニヤリ。
鳥栖は東京Vよりしっかりボールを繋いでいた。こんなに短期間でパスワークの上手いチームになるとは。新居が途中で交代したのは誤算だっただろう。
後半、相手の退場で一人多い鳥栖は、ユ・ジョンファンがセンターサークルでマルクスからボールをカットするとロングシュート。GK高木が何とか触ったがボールはクロスバーに当たってはね返る。そこに鈴木が詰めて待望の今シーズン初ゴール。ところがその2分後に森本の突破をたまらず手で止めてPK。これをマルクスに決められてドローとなった。
決定機は東京Vの5回に対して鳥栖の3回。