アルジャジーラ登場

オーストラリア戦。試合に先立ってマネジャーズミーティングが開催され、ユニフォームの色が決まった。ただし審判団が出席しておらず変更の可能性もわずかに残る事態に。試合はアロイージに先制点を浴びるが、3分後に高原が同点弾をたたき込み、結局PK戦を4-3で日本が制した。
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試合前にアル・ジャジーラに出演。ディレクターのお姉さんがものすごくキレイだった。
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ハノイのホリソン・ホテルは概ね快適だ。床に絨毯が敷いてある。壁紙がある。二段ベッドじゃない。窓の外がすぐ隣のビルじゃない。天井に穴がない。バスタブがある。外の足音が聞こえない。たっぷりの朝食が出る。これまで貧乏旅行を続けた身としては夢のようだ。

もちろんいくつかの問題点はある。まず、部屋の中で毎日何かしら不足がある。バスタオルがない、ローブがない、アメニティが何もない、床を掃除してあることは滅多にない。スタブの蛇口は横から漏れる、無線LANがしょっちゅう落ちる。だけどこんなことぐらい、何とかなる。

そう思っていたら、このホテルには巧妙な罠が仕掛けられていた。

大会事務局の案内に、メディアホテルでは、ホテルからスタジアムにバスが出る、デスクが設置されて情報が配られる、そして毎日水を1本プレゼント、と書かれていた。さらにホテルの水道の水は飲むな、という注意書きもあった。

さて、部屋の中にはエビアンの1.5リットルが置かれている。これがサービスの水なのだと、毎日がぶがぶ飲んでいた。なくなるとすぐに補充してある。洗面所には地元銘柄、スーパーで売ってる水で1本約20円の0.5リットルボトルが置かれていた。歯磨き用か。

ところが、ある日ミニバーの明細を見たら手書きで「エビアン1.5リットル」と書いてある。つまりエビアンは無料じゃない。地元銘柄の0.5リットルがサービス品だった。しかもエビアンは1本600円! 屋台で豪遊できる値段だ。慌ててフロントに言い訳するが、笑って確認書にサインさせられた。

しょげたところでホテルのバーへ。すっかり遅くなったので贅沢をする。ビール1杯2.5ドル、サンドイッチ4ドル。サンドイッチと一緒にエビアン0.5リットルがキャップを空けて出てきた。くそう、このエビアンがついてくるならビールはなくてもよかった。ともかくサンドイッチを食べながらビールとエビアンと一気飲み。これで憂さを晴らす。

——ところが会計をしようとすると、ちゃんとエビアン分も請求されていた。ビールと同じ2.5ドル。同じ失敗を2度繰り返し、記者は今日も人生を勉強しております。

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