アフター「みんなのごはん」week 05 ここからがスタート!!
まず、先週末に「渋谷のラジオ」に出演させていただきました。とても楽しい時間を過ごしたのですが、やばい、みなさんサッカーの知識が豊富で、こちらがタジタジ。
あとはみなさんの相づちのタイミングの巧さ!! 複数で話しているときに他の人の邪魔にならないように空気をつなぐ言葉の出し方が絶妙!! 勉強不足を痛感させられたときでした。
そして今週はいろいろと考えさせられる、そしてヒントが詰まった週になってしまいました。まず現状を★の数で表してみます。
★ 担当者と話が出来た
★★ 企画が会議にかけてもらえるようになった
★★★ 企画が通って詳細を詰めることになった
★★★★ 詳細が決まって契約できた
★★★★★ 原稿のできに満足してもらえた
【書籍化】
出版プロデューサーの方は15社ほどお話しをしていただいたそうです。その中には「webで掲載されたものを書籍化するのは難しい」と最初の時点で断ってきたところもあったそうです。そしてC社の方が社内で検討してくださったのですが、やはり「ノー」だったのだということでした。B社に動きはありません。
B社 ★★
C社 ×
【次の連載】
まず、ア社は断りの連絡が来ました。スポンサーの会社がスポーツ関係のコンテンツを求めていないのだとか。スポーツ団体のスポンサーにもなっている会社なので期待していたのですが、残念です。
それからいくつかのオウンドメディアに記事を提供している、イ社の編集部の方と会いました。いろいろお話しをしたのですが、連載ではなくて単発で記事を書く、というものでした。これは非常に考えさせられる内容で、きっと他のフリーランスの人たちも直面しているのだと思います。
ア社 ×
イ社 ×
このイ社の方との話で浮かび上がってきた問題点は、
(1)スポンサーが記事とサイトとのリンクを求める。つまり「この記事がうちのサイトに載る意味とメリットは?」という部分が必要
(2) スポンサーに話をするためには、「この人物のこういう話」という内容で了解を取らなければいけない
というものでした。
この (1) に関して「みんなのごはん」の私の記事は(汗)。「ぐるなび」さんという懐の深いスポンサーだったから実現できたのだと改めて認識しました。
つまり、これまでの「サッカー」成分が60パーセント+「食事」成分が40パーセント……という内容では、いろいろなすぽんさーさんを説得できないということです。
また、(2)に関して言えば、たぶん、企画を作成するにあたって、スポンサーさんが知っている名前の人物の、しかも多少知られたような話のほうが通しやすくなるでしょう。
となると、たとえば審判の世界の話などはスポンサーさんのニーズに合わないでしょう。名前が広く知られている人物を取り上げてほしいということになると思います。審判は裏方なので、企画が通る気がしません。また、記事を出すタイミングも何かの時期に合わせることになり、ますます内容は狭まります。
そうなると、面白い話があるとわかっていても、世の中に出せないという状況になると思います。実はこの状態というのは、たぶん他のフリーランスの方も味わっているのだと思います。面白い話だし、読んでもらえればその味がわかっていただけるのに、表に出すことが出来ないのです。
「みんなのごはん」の編集者さんだった両角浩太郎さんのお話しにあるとおり、Jリーガーになるような人物にはみんな深い話があり、それはタイミングとは関係なく読むと面白い、と僕も思っています。ただ現状、それをどう掲載するかというのが難しい。
現在見えている顧客ではない、もっと広い範囲の顧客を集めるツールとして価値を認めて使おう、という「ぐるなび」さんのような会社はあるのでしょうか。もっと探さなければ。
ともかく、今は出版も連載も何もないという状況になりました。ということは、ここからが本当のスタートですね。がんばります。