【2019アジアカップ】カタールvsUAE 試合後のこぼれ話(訂正あり)
※応援団がカタールかどうかわからなくなりましたので、該当部分の「カタール」を削除します。なお、削除は横線で消して、該当部分がどこかわかるようにしてあります。
最後はメディアホテルに泊まったので、スタジアムからホテルまでメディアシャトルが出るはず……と、まずメディアシャトルを探してみたいのですが、係員がみんな違った場所を指示します。最後はメディアセンターに戻ったのですが、そこの係員も把握してなかったので、大会役員を探して調べてもらいました。
それで指示された場所に行ってみたら、カメラマンさんが何人か待っていたのですが、どうやらずっとバスが来ないそうです。長い人は2時間待っていたと言います。試合が20時ぐらいに終わり、その時点で22時近く。しばらくして、原因がわかりました。
カタール代表のバス、カタールの応援団のバスがスタジアムの近くで待機させられています。警察が付近の道路を封鎖していました。
試合はカタールがリードした後、観客席からペットボトルが投げ込まれカタールの選手に当たるなど不穏な空気に包まれていました。トラブルを避けるためにこういう措置になっていたのだと思います。
22時少し前に、まず警察車両に先導されたカタール代表のバスが出発し、その後しばらくして少しずつカタール応援団のバスが発車しました。ですがノロノロと動いていますし、ここまで来なかったメディアバスがこれから来るとも限りません。
仕方がないので道路が封鎖されていなかった場所まで歩いてタクシーを捕まえます。幸い、アルアインと違ってタクシーはすぐに来て、さっと帰ることができました。
そう言えば、この日アルベルト・ザッケローニ監督は記者会見で4回も謝罪していたのは、それだけ観客の怒りが大きかったからだろうと気付きました。
ただ、開幕戦を含めてUAEを4試合見ましたが、最初は組織プレーが20分ぐらい続かなかったのに、それが90分持つようにはなっていました。問題はけが人とプレーの精度、あるいは精度が悪くなるようなプレーを選択してしまうという判断の誤りだったと思うのですが、これはザッケローニ監督でも15カ月では解決できないでしょう。
いつもは日本メディアを見つけると笑顔になっていたザッケローニ監督に、この日笑顔はありませんでした。記者会見後も地元メディアの親しいと思われる人と肩を抱き合っただけ。そしてすぐに1人で会見場の裏に消えていきました。