【ロシアワールドカップ】中国国際航空に見た乗客の逞しさ

まずは今回の大水害で被災なさった方々にお見舞いを申し上げます。

帰国するときの日本海上空で飛行機は30分以上、激しく揺れました。こんなに揺れるのは初めてだったので悪い予感はしたのですが、ここまでひどいとは思ってもいませんでした。できることを何かさせていただければと思っています。

さて、その中国国際航空ですが、防備録的に書き留めておきたいと思います。

搭乗は、北京のときと同じでした。つまり列が何も用をなしません。したり顔で割り込もうとしてくるのがおじいさんやおばあさんなので、しかもニコニコしながら。つまりラッシュするというのが普通で、そのことに対して「出し抜こう」とかそんな感情はないのだと思います。

競争に打ち勝ち何とか席を確保すると、これまで見たことがない光景がありました。

北京からモスクワに飛ぶ飛行機の中では、たしか「何も充電しないように」というアナウンスがあったと思います。ところがモスクワから北京に飛ぶ飛行機では、そんな制限はないようでした。すると……

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電源タップです。

ガンガン充電しています。そしてみんな携帯の電源を切っている様子はありません。「きっと『飛行機モード』にしてるに違いない」と思っていたのですが、どうやら違うようです。

着陸近くになってくると、メールの着信音がガンガンします。いや、大丈夫なのか、これ!! とびびっていたのは私だけだったので、これも中国では標準ということでしょう。

しかもこの分電盤を出していた人も、メールの着信音がしていた私の隣の人もとてもフレンドリー。となると、これはもう「習慣が違う」と笑うしかありませんでした。

機内のエンターテインメントは、タッチパネルが感応しない、映画は「ローガン」などが「NEW」になっているというクラシカルぶり。おかげでじっくり読書の時間が取れました。

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