今回の「みんなのごはん」のインタビューを聞きながら思っていたこと

本日、また一本「みんなのごはん」で記事を公開していただきました。これも読んでいただいているみなさまと、企画を守ってくださっている中の人のおかげです。本当にありがとうございます。感謝の気持ちの表明としてはささやかではございますが、記事のツイートにはハートマークを付けています。

さて、本日ご登場いただきましたのは、知性が光る廣山望さんです。

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日本を出て僕の人生観は劇的に変わった……サッカーで世界を渡り歩いた廣山望を駆り立てたもの

現役時代からお話を伺っていて、いつも「達観」している方だと思っていました。いつも落ち着いているし感情がぶれない。話は理論明快だし、ごまかそうとはしない。

ところが廣山さんが選ぶ道は、いつも不思議でした。なぜ今そのクラブに? と驚くような選択が続いていました。現在は御殿場で活動しているJFAアカデミー福島のコーチになったということで、やっとじっくりお話を聞く機会が持てました。

廣山さんは独自の哲学を持っているので、人に流されることがありません。廣山さんの世界観は世間一般から考えると違っているので、不思議に見えるというのがわかりました。でも、もちろんどちらが正しいということもなく、それ故に廣山さんの価値というのは不変なのだと思います。

このインタビューをして、テープを書き起こしながら僕が思っていたのは、今回のワールドカップで最後のリストから漏れてしまった選手たちのことでした。残念だろうし悔しかったと思います。でも、ちょっと見方をずらすだけで、目の前には広大なスペースが広がっているかもしれません。これは漏れた選手にそう思ってほしいということではなく、自分がそんな選手たちと接するときに忘れてはいけないことだと思います。それを廣山さんから教えていただきました。

ご高覧いただければ幸いです。実は中の人も、今回は内容が独特だからどれくらい反応があるか、楽しみにしていらっしゃるようでした。それにしても、ワールドカップ前にこういう記事を出させてくれる「ぐるなび」の懐の深さを感じずにはいられません。

 

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