「ドーハの悲劇」の日を前に松永成立コーチのお話をお伺いしました

読んでいただいているみなさまのおかげで、また1本記事を書くことができました。今回は10月28日の「ドーハの悲劇」の日を前に横浜F・マリノスの松永成立GKコーチにお話しをお伺いしています。

ドーハの悲劇、そしてクラブ消滅…松永成立が今も忘れられない一通の手紙
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松永コーチが育ってきた時代背景の部分は、今ならすごく「ブラック」ということになるでしょう。ただ、当時はそういうことが頻繁に行われていたと思います。だから、目を背けたくなることですが、ここは証言としてしっかり収録しようと考えました。

それから、松永コーチは決して過去の「しごき」を肯定しているわけではありません。そのときを乗り切ったからその後逞しくなったと感じていらっしゃるのは間違いないのですが、だからといって自分がそうやって後輩を育てようとは考えていらっしゃいませんでした。

また、松永コーチが言葉でいろいろ言われる場面では、言っているほうに悪気は少なく、単にからかっているつもりだったとのことでした。だから余計にやっかいだったのだろうことは間違いないのですけど、 後々松永さんは相手にイヤだったと伝え、相手からはそんなつもりじゃなかったと謝罪を受けたようです。

どれも私の筆力不足で誤解を生じる可能性があります。申し訳ありません。ご本人はこのすべての話を、前向きに、力強く話していらっしゃいます。

前回の平野孝さんの記事にしても、この松永コーチの記事にしても、ワールドカップに出場するということは、実は本当に大変です。今なら「実は」なんて書かなくてもいいのかもしれませんけど。

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