誤解を怖れつつ漁父の利を狙う
久しぶりの論争になっている話題があります。それが「エアインタビュー」。
最初はYahoo! の記事でした。
「サッカー専門誌「エア取材」横行か――作家の検証と告発」
この田崎健太氏の意見に、岩本義弘氏が反論します。
「『エアインタビュー疑惑』という捏造記事について」
その後、2人のやり取りはTwitterに場所を移しました。
田崎健太氏 https://twitter.com/tazakikenta
岩本義弘氏 https://twitter.com/ganpapa
で、岩本氏の宣言でとりあえずツイートは減るかと思ったのですが……。
「エアインタビュー疑惑」に関する否定記事に関する一連のご意見等、ありがとうございました。ようやく、リプライも減ってきましたし、仕事も詰まっているので、ここらでTwitter上での議論はいったん止めておこうと思います。あとは、『フットボール批評』及び田崎氏側の裏取りを待ちたいなと。
— 岩本義弘 (@ganpapa) 2016年9月21日
今度はカンゼンの森哲也編集長が参入。
「だから、それをエアインタビューと言うんです」
これに岩本氏が反応します。
森さん、論理のすり替えはやめてください。これは、インタビューの形式に対する指摘ですよね? あなた方は、「全く取材をせず、インタビューを仕上げる」ことを「エアインタビュー」という、と明確に定義したわけですから。こちらが実際に取材をしてそうだとわかったら、話をすり替えるのは卑怯です。 https://t.co/KvGpISrN79
— 岩本義弘 (@ganpapa) 2016年9月21日
よろしいですね、みなさん。カンゼンの編集長は、森「哲也」さんです。怖いほうの森さんです。私はカワイイほうの森「雅史(まさふみ)」です。
実はこれまで何度か間違われたことがあります。みなさん、私は有名じゃないほうの「森」ですから、そこのところ、よろしくお願いします。
にしても、「インタビューとはなんぞや」という部分がずれていて、お互いが自分の正当性を確信しているので、続かせようと思ったらどこまでも行けるのでしょうが、行き着く先はどこなのでしょうか。「名誉毀損」「営業妨害」などで訴えて、法曹界に「インタビュー」を定義してもらうのでしょうか。お互いの時間とお金をかけて。「サッカーメディアの浄化」が目的なんでしょうかね。僕にはちょっとわからない。まぁもともと国内畑なもんですから。
だけど、こういう複雑そうなことをまとめると、「まとめサイト」として儲かるんですよね(適当)? ということで、とりあえず「森」についての誤解を解きつつ、こうやってまとめといて小銭稼ぎでもしようかなと(笑)。でもどこがどうやって儲かるんでしょ? 経済学部だったから、ついそんなことに目がいっちゃって。
もう1つ誤解がないように先に書いておきますと、僕はフロムワンで2001年から2006年まで働きましたし、 その後、森哲也編集長の雑誌に何度か書かせていただいてます。だけど、この件については今回の論争で初めて知りました。