9年間、いつか「書かなければいけない」と思っていた話です
「ぐるなび」さんでの連載、今回はラモス瑠偉監督です。
僕らはあと何回、お母さんに会えるのだろう? ラモス瑠偉とマリア様の記憶
ラモス監督とお話しをさせていただいていると、この人の一番強いところは「喜怒哀楽」の「哀」に出会ったときの揺るがなさではないかと思います。いろいろな嫌な話があったときも、ほぼ感情を動かさずに話をしていらっしゃいますし、身近な方が亡くなったときに誰にも知られないように振る舞う態度は、ちょっと自分には真似が出来ないと思えます。
9年前、偶然そういう場に居合わせました。そのとき「誰にもう言うな」と言われていたのでずっと書く時を待っていました。今回はそんな話です。
追記)
中村年秀さん、誤記のご指摘ありがとうございました。