Chibsonへの道(その4)

中国製Gibson似ギターの総称、Chibson購入までのお話し、第4弾です。

商標違反にならないように、すべてのロゴを入れないように注文し、送付前に写真を送るといわれていたのですが……。

11日に注文したギター、14日に注文したケースが、16日「出荷されました。追跡番号はRExxxxxxxxxxCNです」というメールが、Aliexpressから来ました。

いやいや、写真まだ見てませんよ。どうなってるの?

そんなメールをKevinに入れると、「心配しないで! Aliexpressのシステムの仕様上、出荷しないと取り消しになってしまうから!」という、ちょっと脳天気なお返事が。「いやいや、事前に知らせてくれないと焦るし、まだ残り3日あったし」と返したら「ごめんね~。来週には出荷するから」というニュアンスの謝罪が来ました。でも絶対わかってないな。

ここでシステムの欠陥が発覚します。追跡番号をシステムが追えるのは、追跡番号が登録されてから5日から10日後から。ということは、出荷したことにして番号を登録してしまうと、システムから注文が弾かれずに済んでしまうのです。今回は正直に言ってくれたからいいものの、これっていつまで待っても商品が到着しないということになりかねません。

さらに中国と日本の差もあります。日本だと番号から追跡できるのは、ほぼ出荷の夜から。ところが、中国では速達小包にあたるEMSで出したとしても、町の業者は一定の数が集まらない限り郵便局に持ち込まないということです。なので販売会社が「出荷した」と言っても、国際貨物を扱う局が「受け取った」というまでには時間差が発生するのが一般的なようでした。

すると次の日。Kevinから「完成したよ~。写真を送るよ」とメッセージが。そして写真が送られてきました。

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本体にシミがありそうな……。でも写真のせいのような……。いくらなんでも大丈夫だろうと思って「オッケー!」

さらにケースの写真が来ました。

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うーん、これだと本当にダブルネック用かどうかわからない。しかもちょっと調べると、これは商品のサンプル写真のようです。そこで「ケースを開けた写真はないの?」と質問してみると、「今家に帰ってるからちょっと待って」という返事の後に、

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こんな写真が。でも「これとは違うけど、間違いなくダブルネック用だから」というメールが来ました。これも商品のサンプル写真のようです。

じゃあ、もう大丈夫だろう! と「では出荷をお願いします」「明日出すね」とやりとりをしたのが日曜日の22時過ぎ。中国の躍進の理由は、人の数の多さだけではない気がしてきました。

 

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