Chibsonへの道(その1)

全然サッカーの話題ではないのですが、今日の日刊ゲンダイにも記事を書かせていただきました。 

なぜか急にギター熱が出てきてしまったのです。というのも、昔に比べるとすっかりギターが安くなったと思ったから。しかも今はインターネットで弾きたい曲名を検索すると、世界中の親切な人が弾き方をYoutubeにアップしてくれたりしています。

で、いろいろなサイトを見ていると、もともと変わったものが好きな私の目を引きつけて止まないのがダブルネックギター。でも高い。Gibsonのギターの販売価格が約70万円。Epiphoneでも10万円前後。別にステージに立つわけでもなく、人知れずこっそり練習しようと思っている身にとって、ちょっと手が出ません。趣味がギターの人ならいいのでしょうが、なにせ僕の趣味はサッカーで、そちらに思い切りお金がかかってます。

で、英語のサイトを見ていると、海外ではずいぶん安く手に入れている人がいます。これは海外からの通販なら安いのか? ですが世界各地のamazonを見ても日本と値段はほぼ同じか、もっと高いだけ。でも諦めずにいろんなリンクを辿っていくと……。

どうやら安いダブルネックギターは中国産のようです。そしてGibsonのパチモノのようなギターはChibsonと総称されていました。となると、これは中国の通販を調べるだけ!

と、こんなサイトがありました。Aliexpress。中国のアリババグループです。アリババと言えば、去年からクラブワールドカップのスポンサーになったところ。ですが、どんな企業なのよくわかっていませんでした。

アリババは、生産者である中国の企業と仕入れたい世界の企業をマッチさせるところでした。ですから、アリババで調べると、ダブルネックギターの取引単位が1ロット150本、なんて感じです。ただし、1本は約8000円程度。

Aliexpressは小売り部門でした。ここにはいろんなものが山のように売っています。おもしろいのは、いろんな部品が販売されていること。プリミティブなものを探すのにもいいかもしれません。

そしてダブルネックギターもたくさん出品されていました。価格は2万円~3万円、3万円~4万円前後の2ゾーンがあるようです。どうやら普通のギターだと、さらに下の1万円~2万円もある模様。ただし、今は日本でも安くギターが買えるので、普通のギターなら日本の楽器店のほうが安心して購入できそうです。

ただし、日本の楽器店ではダブルネックギターなんて滅多に置いていませんし、あっても高額。このサイトなら4万円でこのサイト内の「高級品」が手に入ると思うと、つい何本も見比べてしまいます。

いくつも見ていくと、あることに気付きました。うーん、中国の通販はちょっと怖ろしい。

 

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