横浜FCvs大宮　代表戦を見た週だからなのか……

驚いたのは、大宮のミドルシュート力。ペナルティエリアの外からガンガン狙えます。3本の横浜FCのネットに突き刺したシュートは、どれも「ズドン」という言葉がピッタリでした。そう言えば、昇格したばかりの鳥栖も、こういうシュートが得意でした。

ただし、試合としては厳しさに欠けていたと思います。横浜FCの選手は大宮の選手を尊敬しすぎていました。目の前でからかわれるようなプレーをされても怒るでもなく、相手との距離を大きく取ったまま。国際試合では厳しくチェックに来るところも中途半端にスペースを残したままにするので、大宮の選手はやりやすかったと思います。

試合後、キャプテンの菊地選手と横山選手に話を聞きました。ともにとても充実している様子です。菊地選手は長らくケガの影響があるようにも見えていましたが、この日は何の問題もありませんでした。横山選手は頭の良さを生かしてプレーしています。攻撃の方向を左右に変えるプレーは鋭さを増していました。

この2人と話題になったのは、ボーフムを退団した田坂祐介選手がどこに行くかということ。川崎の時は仲良し同期3人組で、最初に出場したのは菊地選手、最初にフル出場したのは横山選手、最初にゴールしたのは田坂選手と、当時使おうと思っていたネタがあったのですが、残念ながら書くことなく、一時はみんなバラバラになっていました。

はたして田坂選手はどこに行くのでしょう。日本にいたときは、最初に右のアウトサイドで使われ右足の正確なキックを披露し、その後ボランチで出場してプレーの幅を広げていました。 

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