横浜FMvsG大阪 難しかったのは横浜FMのほうか
この試合で特筆すべきは、後半途中に地震があったことでしょう。小笠原と神奈川県二見町で震度5強という強い揺れを観測し、実際スタジアムもゆさゆさと揺れました。これまで世界各地のスタジアムで経験している、サポーターが飛んで建物が揺れるという感じより、さらにゆっくり大きく揺らされました。ここまで大きな地震は初めてですし、今後もあまり経験したいものではありません。
なにせ今日座った記者席は
というライトの真下。東日本大震災のあと、カシマスタジアムのライトが外されていたのを思い出し、大丈夫かとずっと見上げていたのですが、幸いにも揺れてはいませんでした。
ともかく、この地震の影響で試合は中断し、残り25分まで時計の針を戻して仕切り直しとなります。中断した13分に加え、3分のウオーミングアップ時間も入れて、再び試合が始まりました。
この時点でリードしていたのは横浜FM。また、この日、G大阪は攻撃がなかなか実らず、逆に横浜FMはカウンターが見事に決まっていました。 残り25分、守り切れば勝ちだった横浜FMの集中力が最後まで続かず、G大阪は一度リフレッシュして手詰まり感を払拭できたのでは……。
そう考えるとストーリーは出来上がりますが、この話に単純化するとちょっとフィクションっぽくなりますね。