【AC2015】秋のメルボルンから真夏のブリスベンへ

メルボルンは冷えます。薄手のコートを着ている女性をたくさん見かけるくらい。ずっと雨も降ったり止んだり。スタジアムから見た町の光景は格好良かったけど、少しもの悲しい。あぁ、秋かも……。

というメルボルンに一度別れを告げて、日本vsイラクの取材にブリスベンに飛びます。2日経ったらまた戻ってくるんですけど……。

朝、6時30分には起きて空港へ向かわなければなりません。さて寝ようというとき、困るのはコンビニでビールが売っていないこと。それどころか、公衆の場で飲んでいると怒られたり罰金を取られます。インターシティの電車の中でもダメ。アルコールなしで早く寝るなんて……ぐぅ。

ところが、夜けたたましい音がします。ベッドから降りて寝ぼけたまま何があったのだろうと思ったら電話が鳴っています。

「もしもし」
「おはようございます。モーニングコールです」
「え? 何?」
「モーニングコールです」
「今何時?」
「3時45分です」
「何?」
「3時45分です。モーニングコールです」
「いやいや、そんなの頼んでないし」
「いいえ、頼んでいます。起きてください」
「マジで?」
「マジです」

寝ぼけているから、思わず寝ぼけたまま頼んじゃったのかな、と思っていたけど、そんなことはありません。だってモーニングコールできるとは思っていなかったし。

しかも英語で会話なんかしたもんだから、もう寝られない。どうすんの?

結局そのまま起きて朝を待ち、空港に行きました。ブリスベン行きの飛行機では、前後を赤ちゃんと子ども連れに囲まれるというノイジーな環境でも何とか1時間ぐらいの睡眠は確保。

空港からは「Skytrain」という電車で市内へ。スタジアムのすぐ近くのホテルなので、ミルトン駅を目指し、そこから10分ほど歩きました。ここまで21.7AU$。

10分歩くだけで汗がしたたり落ちます。軽く30度は超えているようです。秋から盛夏へ戻ってきました。わずか2時間ほど飛行機に乗っただけで、こんなに気候が違うとはビックリ。

そして日本で両替してきた5万円が、この10日でとうとう終わりました。あとはATMで引き出しながら暮らさなければなりません。ただ、いろんなところでクレジットカードが使えるので、最大限カードを使いながら凌ごうと思います。

さて、今回のホテルは、バックパッカー向けの宿に設けられた1人で泊まる部屋。今回取ったホテルの隣のバックパッカー向けの宿が、取材に便利だったので今回も似たようなロケーションを選びました。バックパッカーが多いから、周りの食堂の値段もそう高くないし。実際、一番近いカレー屋さんが、カレーとライスとコーラの500ml缶で10AU$。コーラが2.5AU$ぐらいするので、そう考えると、高いけど安い。

前々日に、「入り口のコードはこれだよ。部屋番号を張り出しておくから、その部屋を使ってね。カギは部屋において置くから」というメールが来ていました。「いい感じで緩そうだなぁ」と思って到着してみると!

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ちょ、ちょっと! 僕の名前がないんですけど! で、いた人に聞いてみると、なぜか「3号室だよね」ということでした。入ってみると。

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ひもで引っ張って電気をつけます。隣の声は丸聞こえです。
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ミルク系の甘い匂いがします。とりあえず2日だから……。天気はこっちのほうがいいんですけどね。

 

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