大宮vs鳥栖 鳥栖には少し運と体力があった

14分、鳥栖の左サイド金民友が力強いカットインでゴールを挙げてアウェイチームが先制します。ところがその2分後、鳥栖の坂井が入れ代わられようとしたところを引き倒し、大宮にPKが与えられました。

日本代表スタッフが見守る中、GK林がこのPKをスーパーセーブ。それでも大宮は前半アディショナルタイム、家長がゴール前の混戦から見事なコントロールを見せて押し込み、同点としました。

 後半、水曜日に行われた天皇杯の影響からか、両チームとも次第に足が止まり始めます。その中でやや体力が上回っていたのは鳥栖でした。69分、豊田がペナルティエリア内で素晴らしい縦の突破を見せ、折り返しを水沼がプッシュ。さらに77分、今度は水沼が細かくきれいなパスを池田に通してダメ押し点が決まります。

その後、大宮は猛反撃を見せますが、GK林がきれいに締め、さらに鳥栖はお得意の専守防衛にまわり、そのまま試合を終えました。

はたして林は代表に選ばれるか。「これで選ばれなかったらどうすりゃいいのか」と高嵜コーチが心配していましたが、きっと間違いないでしょう。 

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当初批判を浴びていた「正直田舎者」の垂れ幕も、ここまで歴史を積み重ねるとだんだん名物に。

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