Yosemiteにしたのに復旧10.10にならない場合の対策

トラブル対策なのでこちらのブログにも書いておきます

MacOSの最新版、Yosemiteにアップグレードしたけれど、オプションキーを押しながら立ち上げてもリカバリー領域が「復旧10.10」にアップグレードされておらず、なぜか「復旧10.9」のままだったりすることがあります。その状態で「復旧10.9」を選んでも立ち上がりません。どうやらBootcampパーティションが設定されていると、アップグレードされないようです。

その修復方法です。

※お約束として書いておきますが、自己責任でお願いします。質問されてもお答えできません。またここに書かれていることが分からない人や、自分の環境に合うように読み解けない場合は、現時点で対応するべきではないと思います。
 
この問題はDevelopers Release番のころからあったようで、そのときの対策がMacRumors に書かれていました。それを適用します。

1. 「Lion Recovery Update v1.0」を http://support.apple.com/kb/dl1464 からダウンロードします。ダウンロードしたらdmgファイルのまま、ダウンロード・フォルダに入れて起きます。 

2. Yosemiteにアップグレードした際、アプリケーション・フォルダにできている(そうでなければApp Storeからダウンロードして)「OS X Yosemite インストール.app」を探します。そして「OS X Yosemite インストール.app」をオプションキーを押しながらクリックし、でてきたメニューの中で「パッケージの内容を表示」を選びます。

3. 「Contents/SharedSupport」の下にある「InstallESD.dmg」をダウンロード・フォルダにコピーします。単にドラッグしてもエイリアスができるだけなので、それでもいいのかもしれませんが、念のために僕はオプションキーを押しながらコピーしました。サイズは5GB以上あります。

4.「recovery.sh.zip」をhttp://4unitmaths.com/recovery.sh.zipからダウンロードし、解凍して「recovery.sh」にしてダウンロード・フォルダに入れて起きます。

5. ターミナルを開いて、次のコマンドを打ち込みます。

chmod +x ~/Downloads/recovery.sh
sudo ~/Downloads/recovery.sh

6. すると、次のメッセージが出てきます。

Ensure RecoveryHDUpdate.dmg and InstallESD.dmg are in your Downloads folder and press [Enter]

ここでリターンキーを押します。

7. すると……
 

Expanding RecoveryHDUpdate.pkg
hdiutil: attach failed – リソースが使用中です
とエラーが出たのですが、その後ずらずらと作業が続いて、

 Creating recovery partition: finished

 Cleaning up
“disk2” unmounted.
“disk2” ejected.
“disk3” unmounted.
“disk3” ejected.

で終了しました。

シャットダウンしてオプションキーを押しながら起動させると「復旧10.10」ができており、機能しました。

※この作業をする前の、「復旧10.9」があるときにも、起動の際、オプション+Rを押していると、「復旧10.10」が起動するという話もありますが、確認していません。

以上 

 

Follow me!