【W杯】やっぱり寝られないのか~い、ニヤニヤ
リオへの高速バスも3回目。前の2回はいろいろフリーダムな人たちがいて、ほぼ寝られませんでした。はたして今回は……。
はっと気付いて席を後ろのほうに変更してもらいました。今までの経験だとそこまで危なくないようなので、奥なら寝られそうです。座席を倒しても後ろの人の迷惑にならなそうだというのもいいポイント。
チェックインが始まり、そうそうに一番奥に行って座席を倒し寝る体勢に入っていたら、そこにやってきたのが高校生の息子と両親という親子連れ。どうやら縦に3人が並んでいるようで、僕の隣がお母さんです。お父さんが何は話しかけてきたのですがポルトガル語なので何もわからないでいたら、息子が英語で話してきました。
「家族で近くに座りたいので席を替わっていただけないですか?」
……ブラジルではみんなに親切にしてもらったから仕方がない。と思って後ろから3つ目の席へ。すると親子連れの友人達が乗り込んできました。
寝ようとしていると、後ろの女の子が「英語で話をしましょうよ!」と元気いっぱい話しかけてきます。キャサリンちゃん、明るくていい子です。で調子に乗って話していたら眠気が次第に吹き飛びました。
「君たちはどこ行くの?」
「コパカバーナ!」
「明日の試合は?」
「見ないわよ! ね、どっち応援するの?」
「それは難しい質問だね」
「ドイツって言って! ドイツって」
「ドイツはいいチームだからね」
「イエーイ!」
すると隣のアルゼンチン人が「アルゼンチンもいいチームです」と訴えてきました(笑)。
もう彼女たちの中でワールドカップは終わっているようです。ちょっと残念。
バスが動き出して消灯すると、女子高生がたちが騒ぎます。さすがに周りの人たちからも「静かにしろ」みたいな声が飛んで大人しくなったのですが、4時過ぎにパーキングエリアに入ると彼女たちはスッカリ起きておしゃべりに夢中。で、ときどき話しかけられたりして。あぁ、今日も寝られなかったなぁ。でもニヤニヤ(笑)。