【W杯】やっぱりペレは庶民の味方だった
体調を崩したけれど、どうしても行きたかったところ。それは……。
セントロの中にありました。
オシャレなカフェが見えます。先日見つけたけれど時間がなくて入れなかったところ。
地元の人は「ペレ・カフェ」と呼んでいました。
で、店員さんはこんなシャツを着ています。
みんな背番号は10。
席に座って「コーヒー」と注文し、これが出てきました。
水が炭酸水なのもちょっとオシャレ(こちらではミネラルウォーターを買うときに、炭酸入りかなしかを選ばなければなりません)。ちょっとしたお茶受けならぬコーヒー受けのビスケットも付いています。
ウエイターさんを呼んで精算してもらうと、なんと2.5レアル(約125円)。ペレだから10レアル(約500円)かと思っていたら——ペレったら!! 庶民派なんだから!!
さらに、僕が20レアル札を出したら「小銭はないのか」というジェスチャーをされて、ポケットを探ってみると0.4レアルしかありません。でも「それでいいや、おまけ!」と18レアルのおつりをもらい、ますますペレが好きになりました。
ところで、昨日は王様状態でサンパウロのセントロを把握していたつもりだったのですが、今日になるとこの「ペレ・アレーナ」の場所がわかりません(涙)。ウロウロしていたら、今日はワールドカップのボランティアがたくさん立っていました。映画の「トワイライト」に出てきそうな彼らの1人に聞くと、わざわざ店の前まで送ってくれました。
「ありがとう、コーヒーを奢るよ」
と言ったのですが、
「いやいや、僕には仕事があるから」
とさっと戻っていってしまいました。
マジメだぞ! ブラジル人!