【W杯】ボニータとの出会いもあり、来てよかった! コパカバーナ

フランスvsドイツの試合後、やや遅れたもののコパカバーナに向かいました。目指すはパブリック・ビューイング会場のファンフェスタ。ブラジルvsコロンビアをどんな風にみんなは見るのでしょう。試合も見たいけれど、どうやってみんなが楽しんでいるのかは、こんなときじゃないとわからない!

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海岸沿いは人で溢れています。至る所にテレビが置かれ、ほぼみんな見ています。そりゃそうだろう、と思いながらファンフェスタを目ざすのですが……。

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こんな状態の道がずっと続きます。スリなどの悪い人もいそうなので、すれ違うのに細心の注意を払うのですが、ここまで多かったらぶつかり合いは避けられません。

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歩けども、歩けどもファンフェスタの会場は遠く——。

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写真でしかお見せできないのがもどかしいくらい、試合の動向によって通りが揺れます。ここまで大きな「祭り」は見たことがありません。ひとつのプレーごとに通りを包む声もうねります。

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ファンフェスタはもちろん超満員。柵の外から映像を見る人で通りも埋まっています。

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光が輝いている先にあるのがスクリーン。こんな遠くからでもみんなじっと見て、一喜一憂しているのです。ちなみに、写真右にはお巡りさんたちの姿もあります。もちろんスクリーンをガン見(笑)。

おもしろいのは、コロンビア人の人たちもかなりの数、いたことでした。だけどみんな仲良く見ています。見ている限り、ケンカは起きませんでした。

試合後、町は幸せ色に包まれていました。花火が上がり、爆竹が鳴ります。車はクラクションを鳴らしながら走っていきます。
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日本語で話しかけてきてくれた人たち。幸せで満面の笑み。

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台の上に乗って幸せを振りまくお兄さん。カメラを向けたらちょっとだけ止まってポーズをつけてくれました。

タイムアップの瞬間を、僕は路地裏の小さな店のテレビをのぞき込みながら迎えました。ホイッスルが鳴ったとき、僕の横に座って、それまで動きのなかった3人のボニータも両手を挙げて大喜びです。
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よく見ると、真ん中の女性は胸に「10」と書いてあるシャツを着ていました。こんな女性たちが子どもを産んでいるのです。それはボールと一緒に育つはずですね。

さて、コパカバーナから高速バスターミナルにどうやっていこうか。地下鉄に行ったら人が地下に降りる階段の前まで溢れていました。タクシーを拾おうにも、道路が封鎖されていて、どこでつかまるかわかりません。ふと目の前を見ると、「RODOVIARIA」と書いてあるバスが。この単語、確か高速バスターミナルのことです。

飛び乗って3.5レアル(約180円)払い、席に着くと、しばらくしてとても栄えているところに着きました。どっと人がおります。だけどどう見てもバスターミナルじゃない。不安になって地図を見ていたら、隣の男性が「どこに行くのですか? バスターミナルなら終点です」と英語で教えてくれました。

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無事バスターミナルについて、その男性とビールを一杯。2年間休みを取ることなく働いて、まとまった休暇をもらい、このワールドカップにやってきたということでした。そしてこれで休みが終わり。もう数日滞在し、コロンビアに帰るそうです。今回はコロンビア人と縁があるなぁ。今日も助けてもらいました。

 

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