【W杯】高速バスでナタルへの旅……ってどこに行くの?
レシフェからナタルへの移動手段は?
で予約した高速バスでナタルへ移動です。高速バス停までは地下鉄もあるのですが、スーツケース2つを持って地下鉄に乗るのがためらわれたため、タクシーにしました。載る前にホテルとタクシーに話をして50レアル。メーターも倒さず乗って、そのままの金額で払いました。
さて、ついたところは周りを樹に囲まれた場所。
入り口はこんな感じでバス停とは思えません。
ここで予約表を見せてチケットに変えます。その際、下の貨物室に預ける荷物があると4.5レアル(約230円)払ってチケットにシールを貼ってもらいます。
ターミナルにはお土産物屋さんもあります。
画面下には下着などもあるのですが、これやお土産になるのか……。
簡単なチケットチェックを通ってターミナルへ。周りが樹木なので蚊がたくさんいて、慌てて虫除けを取り出しました。
バスが着たら、まず荷物を預けます。チケット裏のシールをチェックし、荷物に赤いシールを貼って、同じ番号が書いてある赤い紙をくれます。また、チケットの裏にも赤いシールを貼ります。この中で特に赤い紙が重要ですので、降りるときすぐ取り出せるようにしておきましょう。
乗車するときにチケットをチェックし、赤いシールが貼られた部分を切り取って係員が受け取り、バスに乗車。書いてある番号に座ります。事前予約では席が指定できたので運転席の近くを取っていたら、そこは優先席でした。もし誰か優先される人が乗ってきたら、もしかしたら席を代えられたのかもしれません。
席の広さはこんな感じ。ゆっくり足が伸ばせます。ホビット万歳。
道中、なぜかもう1人運転席の隣に乗ってきました。一度水などを持って社内に入ってきたのですが別に声かけをして販売する様子もなく、そのままずっと座っています。
バスはなぜか時々止まります。そしてその場にいる人に何か話をしています。11時出発で14時20に食堂みたいなところに到着。そこで「30分の休憩」をし、腹ごしらえをすることになりました。ただ僕は朝食をとりすぎていたので水を買うだけ。2.5レアル(約125円)と、市中価格の1.5倍以上はします。
30分のはずが、なぜか運転手は戻ってくる気配がありません。そうこうしていると、11時30分レシフェ発ナタル行きのバスがやってきました。それでもバスは出発する気配がなく、やっとバス停を出たのが15時10分過ぎ。しかも動き出したらすぐに路肩に止り、何かを待っている様子。
なんと、11時30発のバスを待っていたのでした。どうやら運転手は道がわからない様子です。必死で前のバスに付いていっていました。
さらに走ること約2時間30分。やっとナタルに入ってきました。不思議なことに運転手は途中で何人かの乗客をバス停でもないところで降ろしていました。柔軟と言えば柔軟です。
道の脇にはスタジアムが見られます。ところが最後に難関が。なぜか道が通行止めになっていて、90度方向転換して狭い迂回路に入らなければなりません。道の巾はバスの大きさギリギリ。何度も切り返し、後ろには大渋滞ができます。
やっと通ることができたとき、乗客席からは拍手が起きました。運転手は親指を挙げて応えますが、うーん、まぁいいか。
ということでナタル着です。バス停からはタクシー以外に交通手段がなく、事前に印刷しておいた地図を見せながら説明すると、すぐに出発。この運転手、運転が荒いけれど渋滞している市内をアオリながら吹っ飛ばしてくれて約30分ぐらいで到着。60レアルとやや値が張りました。途中でスタジアムがあったので、そこで下ろしてもらえば良かった。