横浜FMvs鳥栖　鳥栖が今何を見ているのか

連戦最後の試合ということで、お互いに疲れが見えた試合となりました。

前半、中村がいない横浜FMを鳥栖が堅守からの速攻で攻め落とし、水沼のミドルシュートの跳ね返りを金民友が決めて先制点。さらに安田のクロスからファーサイドの池田がヘディングでボールをゴールの中に転がしました。 

ところが後半、中村が出てくると試合は一変。一気に横浜FMのゲームとなり鳥栖は攻勢守勢に回りますが、GK林を中心とした守備で終了間際の中村のドロップするミドルシュートのみの失点に抑え、鳥栖が日産スタジアムで勝利を収めました。ちなみに、日産スタジアムでは2012年、最終節で3位を阻まれていますし、2013年は天皇杯準決勝で行く手を遮られていました。

これで鳥栖は前節および1節、2節に続いて首位。記者控え室の鳥栖担当記者テーブルでは、どう振る舞っていいのかよく分かっていません（笑）。アウェイですからね、控えめに、控えめに。

実は試合前、鳥栖担当記者の間では「ともかくあと少しで残留が決まる。まずそこから」という話をしていました。そして試合後、チーム関係者に聞いたところ「暫定首位ですが、自分たちはまずもう少し勝点を積み上げて残留を決め、そこから上を目指します」という謙虚な意見でした。
 

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