横浜FCvs京都 昔だったら認められなかったFK
14分、GKがファンブルしたボールを大黒が押し込んで京都が先制。さらに45分、京都にチャンスが訪れます。ペナルティエリア内での間接FK、ここで京都がトリッキーなプレーを見せました。
5人の選手が並び、次々に蹴るふりをしてボールをまたいでいきます。4番目の横谷が飛び越すときにボールを少し触り、5番目の石櫃が豪快に蹴り込んで追加点を奪いました。
この場面、昔からサッカーを見ている人は「おや?」と思ったかもしれません。というのは、ボールがどれくらい動いたらインプレーになるのかというルールが引っかかったかもしれないからです。
先に結論をいうと、現在は少しでもボールが動くとインプレーです。ですが、昔は「ボールの外周分が動いたときにインプレーになる」というルールがありました。ですから、キックオフなどでボールが少ししか動いていないのに別の選手が触るとやり直しを命じられることがあったのです。
一生懸命ルールを細かいところまで覚えると、いろいろ変化があって大変です。昔との差を調べるいい方法があればいいのですが……。