横浜FMvs広州恒大 日本が誇る守備陣
歴代、日本代表の守備陣に人材を送り込み続けている横浜FMが強力広州FWをどれくらい押さえ込めるのか。日本のサッカーのレベルを証明すると言える対決です。惜しむらくは、お互いにもう少しコンディション良くプレーさせてあげれば、さらにおもしろさが増したことでしょう。
21分、中村のFKをファビオが狙い、こぼれ球に反応した端戸が蹴り込んで横浜FMが先制点を挙げます。広州も38分、ディアマンティがFKを直接決めて同点に追いつきました。
そのまま後半に入り、先に横浜FMが齋藤の突破などでゴールに迫ります。ところが次第に足が止まり、広州が押す展開に。82分にはフリーでのヘディングシュートを許して絶体絶命かと思われたピンチもありましたが、何とか凌いで1-1のままタイムアップになりました。
試合が面白くなりそうな要素はたくさんありました。ですが、最後のところで体が重く、決定機をつくることができません。この時期にこのカードでやるのはもったいない。願わくはもう少し先のステージでもう一度対戦を見たいものです。試合のカレンダーも飽和状態だとは思いますが、ACLは開催時期を考えるべきではないでしょうか。