FC東京vs川崎 目覚めさせたのか?
今季の川崎はボールを支配しながらもなかなかフィニッシュが決まらず、試合展開が勝ちに結びつかないという状況が続いていました。
ところが、この日はそんな苦しんでいる川崎をFC東京が助けてしまいます。31分、大久保がパスカットするとドリブルで引きつけて小林へ。そこまでチャンスを潰していた小林は一度ためらいながらも足を振り抜きゴールを奪いました。すると、FC東京にミスが次々と生まれ、終わってみるとすべてFC東京の身すがらみで川崎が4点を挙げました。
大勝した後だからこそ書いておきますが、今年川崎が苦しんでいる原因に、小林のシュートに運がないことと、レナトと左DFとの連係の問題があると思っています。その小林が2得点。またレナトとこの日、左DFに入った谷口をFC東京は攻め立てられませんでした。 もしFC東京の石川が出場していたら、もう少し川崎は苦労していたのではないかと思います。
試合後、風間監督は「これくらいできなければ」と言いつつも上機嫌でした。もしかすると、この試合が川崎を目覚めさせるかもしれません。