日本vsブラジル　目が笑っていなかったラモス監督

壮絶な試合でした。日本が先制し、ブラジルが逆転します。そこからまた日本が逆転し、ブラジルがもう一度逆転してタイムアップ。ビーチサッカー・ワールドカップの準々決勝、日本はブラジルに3-4と敗戦を喫してしまいました。

ビーチサッカーの世界大会が始まったとき、ブラジルは常勝チームでした。いつも1番。最近はビーチサッカーの普及が進み、ブラジルも王座を降りているものの、世界トップクラスのチームであることは間違いありません。

ですから、本当は善戦とも呼べるのでしょう。ところが、試合後のフラッシュインタビューでラモス監督の表情はそう言っていませんでした。「選手を褒めてあげたいと思います」と言いながら、顔が怒っています。「どうしてこの相手に負けるのだ」と本当は思っていたのではないでしょうか。相手がブラジルでも、そんな名前に関係なく、勝利を計算できる（今回は負けましたが）、そんな時代になってきたのでしょう。