ビーチサッカー日本代表 いよいよ出発!!
タヒチで開催されるビーチサッカー・ワールドカップに向けて日本代表がいよいよ旅立ちました。今回は茂怜羅オズ選手がいよいよワールドカップ・デビューということで期待が集まっていますが、ラモス瑠偉監督はいつも以上に厳しい表情でした。
ここ数年でビーチサッカーは急速に広がっており、昔はブラジルの1強だったのが、前回優勝は、そのブラジルを2012年のインターコンチネンタルカップで難なく退けたロシアと、各国のレベルが上がっています。しかも日本はそのロシアと同じ組で、さらに初戦の相手。ピリピリするのも当然でしょう。
「アジア予選を突破したときからもう一度ベスト4までに入りたいと思っています。毎回死のグループに入っていますが、ワールドカップはどこに入っても厳しいのは間違いない。前回チャンピオンのロシアと初戦であたるのは幸せだと思わないとダメなんです。ロシアといい試合をして、その勢いでパラグアイもコートジボワールも狙いに行きたいと思います」
「昔はアジア予選が終わるとすぐにワールドカップが開催されたりしていました。ただ、予選から本大会の間に回復できるだけの時間があるのなら、そちらのほうが戦いやすい。なぜなら日本は試合経験が不足しているのです。ヨーロッパはリーグもカップ戦もあってみんな経験を積める。日本は今回サッカー協会が頑張ってくれたけど、まだまだ強化しなければならないと思っています」
「今回はけが人がいます。でも不安は無い。本人たちがわかっているでしょうから。100パーセントできなかったら成田から帰ってもらいますよ。大丈夫、やってくれる」
「(キャプテンの)タケ(河原塚)はうまいし、プロじゃないけどプロフェッショナル、マジメだし、真剣さは抜群だし、大事なときは必ずやってくれる。だから今回が最後だと行っているけれど、今後もビーチサッカーに関することをやってくれるでしょう。だから今回も勝たせてあげたい」
「どんどん選手を代える戦術は、出たら選手は必死にやってもらえるから、流れを変えるんです。最初のワールドカップでやったんです。1試合目でやられて、それでやったらハマっちゃいました。決勝はフランスがポルトガルに対して同じことをやっていて、それは日本の試合をカントナが見ていて、それでやったんじゃないかな」
「今回ももう一回世界を驚かせて、ベスト4に入ったらいろいろ見えてきます。目標はベスト4。もう一回やります。ありがとうございます」
それでもラモス監督は最後に見送りの人たちに深々とお辞儀をして、旅立っていきました。
FIFAビーチサッカーワールドカップタヒチ2013
※時間は日本時間
9月19日(木)14:00 vsロシア(前回王者)
9月21日(土)11:00 vsパラグアイ
9月23日(日)11:00 vsコートジボワール
9月26日(木)準々決勝
9月28日(土)準決勝
9月30日(月)決勝/3/4位決定戦
頑張れ!! ビーチサッカー日本代表!!
(がんばれ! 日本! とこれまで書いてきましたが、なんでも「がんばれ! ニッポン!」はJOCの認可がいる言葉のようで、このブログはもちろん便乗して何かを売ろうと思ってはいないのですが、万が一アフェリエイトで何かしらの収入があった場合(これまではないのですけど。汗)、引っかかったら嫌だなぁと思って文言を変えさせていただきます。うーん)
ところで、ビーチサッカー日本代表の見送りに行って、帰りが何時になるかわからなかったのでJリーグの取材にいけませんでした。僕の場合はオンラインで申し込み、もし行けない場合は前日までに連絡しなければならないので、当日何か起きそうなときは取材申請できないのです。ギリギリ間に合いそうだったので本当に残念。