編集者と打ち合わせというのはこんな感じです か?
都内某所の喫茶店。
「……ということで、今書いているのはここの部分です。もうあと少しだと思うのですが、書籍をやっているとすぐにはお金が入ってこないので生活が苦し——」
「あ、いや、書かせていただいているだけで幸せです。ところで、もう少しここを深くしたいので、もう一度取材旅行に行かせていただけないかと——」
「おわ! 驚いたぁ!! 目つぶしですか!!! はぁはぁ。いやいや、変なことを言ってしまいました。忘れてください。ところで、今新しい本の構想がありまして、どうかこれをご高覧いただきたく——」
「へへー。どうかよろしくお願いいたします-」
などという遊びをやりながらケーキセットをぱくついて打ち合わせしたもんですから、何が決まって何が決まらなかったか、すっかり覚えていません(笑)。ただ、この中西さんが「アキバレンジャー シーズン痛」のブルーレイを持って行ったのだけは覚えています。