【短期集中連載】個人輸入への道(8)いよいよお金の話

商品はまだ税関にあるうちに、ドイツの通販会社からカードへの請求が来ました。引き落としが7月5日ですから、出荷日に請求が出ています。

レートは 1ユーロ=132.385円。これは当日のVISAのレートが 130.262円なので、1.63パーセントの手数料込みということでしょう。これで税抜きの金額合計は3万4552円。そのうち、商品代金が2万7801円、運賃が6651円となります。

この商品の代金に関税がかかり、商品代金と関税の合計に消費税がかかります。
では関税率はどの程度なのでしょう。
とてもわかりやすいこの表があります。
すみません、ウソです。僕にはなかなか理解できませんでした。

当初の僕の想定です。

商品代金 2万7801円X60パーセント(商品代金の6割に税がかかります)X5.8パーセント=967円
商品合計 2万7801円+967円=2万8768円
消費税  2万8768円X5パーセント=1438円
郵便局への手数料 200円
税金等合計 967円+1438円+200円=2605円

それで、実際に来た税金の計算書がこれです。
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まず税率は協定と言うことで4.6%でした。
課税金額が1万8063円で、つまり商品代金は課税金額÷0.6=3万105円

ドイツからの出荷案内を見ると、
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関係ないけど、「修正しといたよ」とメールに書いてあった住所が訂正されてない。DHLの住所も同じ。よく届いたなぁ。そう言えば、昔、「東京都××区×× ここらへん」という下に地図が書かれていたはがきも届いたことがあります。日本郵便、優秀です。

送り状で商品代金は234.45ユーロになっています。これは10パーセント割引する前の値段です。きっと保険などの関係で値引き前の金額を使うのでしょう。これを課税対象額としたときに3万105円になるというのは、3万105円÷234.45ユーロは1ユーロ=128.4円。税関の使うレートは少しいいということになります。

1万8063円×4.6パーセント=828円
これでまず関税が828円になりますが、100円以下は切り捨てのようです。

そして課税金額+関税に対して消費税と地方消費税がかかり、
消費税が(1万8063円+800円)X4パーセント=720円
これも100円以下が切り捨てられて700円。

地方消費税は消費税額の25パーセントで175円。100円以下切り捨てで100円。

つまり関税と消費税の合計は800円+700円+100円=1600円。
これに日本郵便が代理徴収する手数料200円が加わり、全部で1800円でした。
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なんか、微妙に安くすんでうれしい(笑)。今まで税金って想定していたより必ず高いから。

さて、この商品の日本での定価が5万5650円。保証が5年ついています。
並行輸入では4万3899円。保証はありませんが、販売会社がちゃんと検品してくれるんでモノは安心です。個人輸入では、商品が届いたときに最初に検品し、もし不具合があったら現地とやり取りしなければなりません。僕はそんな事態にまだ遭遇していませんが。
そして個人輸入が3万6352円。もちろん国内の保証はありません。でも、思ったより簡単です。とにかく、数年前からほしかったビジネストローリーが手に入って満足……と思っていたら!!

我が家のリモワ3兄弟を並べてみると、微妙に色が違います。

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しまった~!! 同じシルバーだと思ったら~!!

しかもターガスがからこんな良さげなバックパックが発売されたじゃないですか!!
《お取り寄せ》Targus(タ—ガス)16 EcoSmart Emerald GREEN Plus Backpack with DSLR Camera Pouch [TBB567AP-50]【P10倍7/31まで】
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MacもiPadもミラーレスもちゃんと入れられそうで、定価が1万2800円。しかもターガスは永久保証!! むむむ(汗)。

まだまだ物欲は尽きぬ模様。困ったものです。

(この項終わり。次回作にご期待ください。次は「超長期連載 抜け出せ借金地獄」の予定です)

 

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