ノジマステラvsJSCL 誰について書けばいいんだよ!!

チャレンジリーグ第5節、ノジマステラはJAPANサッカーカレッジレディース(JSCL)との対戦です。前回のホームゲームとは違って、序盤から動きはスムーズでした。今日も高野カメラマンの写真をお借りして一部を振り返ります。

鋭い動きが目立っていたのは金井選手。15分、ロングフィードから抜けだし決定機を迎え、これは決められなかったものの、続く16分、ペナルティエリアを鋭くドリブルで切り開いた吉見選手のパスを受け蹴り込みます。

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シュートの後はタックルをひらりとかわし、

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クールに喜びを表現しました。ゴールの向こうにはアシスとした吉見選手が見えます。2人とも一枚の絵に収めるところがプロのカメラマンの腕ですね。

さらに金井選手は33分、吉見選手のパスを受け、
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GKをかわし、

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慌てることなく体勢を整え、

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きれいなフォームでゴールに蹴り込みます。

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これで2-0。高野カメラマンがこの連続写真すべてを送ってきてくださったというのは、自信作ってことですね(笑)。

前半は2アシストだった吉見選手は後半早々の49分、金城選手のパスを受けてまたもペナルティエリアをカットインし、
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GKのとれないコースに転がします。これが相手に当たってゴールに飛び込み3-0。当初オウンゴールとアナウンスされましたが、公式記録では吉見選手に変更されています。

さらに66分、齋藤選手が倒されて得たPKを吉見選手が決めて4-0。その後はスコアが動かずタイムアップとなりました。

4-0と完勝に見えるスコアですが、JSCLの岩崎選手の鋭い突破にヒヤヒヤする場面があったり、 警戒していた鳥海選手の突破を吉見選手が間一髪でカットしたり、さらには後半も浅くなった守備ラインの裏を取られてゴールに迫られたりしました。JSCLが簡単にシュートを打ってくれたので助かった場面もあり、ノジマステラの課題も見つかったと言えるでしょう。

ノジマステラは当初、後藤選手が低めのポジションを取り、4バックかと思える時間帯を作りました。その後ポジションをいろいろ変更していく中で3バックの形になっていきます。

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これは、後藤選手の攻守にわたるセンスが生きた場面でした。守りも攻めも気がつくという、そんな後藤選手の性格がチームにバリエーションをもたらしています。

ところで、こうやってブログで試合を追っていっても、なかなか全員について書くことができません。まして、
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前節終了間際にゴールを奪った齊藤選手がこの日もPKを奪取したり、

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西村選手が攻撃でイキイキしていたり、
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いつもはクローザーとして真っ先に交代出場する片岡選手のゲームメイクぶりが見られたりと、ベンチでスタートする選手も見所が多いのです。

さらに!!
大きなケガから必死のリハビリを続ける古市選手は
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この日はスコアボード係、故障中のキャプテン尾山選手は
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脚立の上でビデオを回しているし、
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こちらも故障中の去年の立役者、長澤選手は記録補助をしてるし、チームのみんなにいろんなドラマがありすぎ!! そしてチームが出来たときから変わらぬ団結力に感心します。

ちなみに、尾山選手と長澤選手に「2人がいない間もみんなが頑張って勝ってます」と言ったら、「私たちがいたらもっと点取ってるよね~」と笑いながら答えてくれました。こんな選手たちが控えていたら、みなさんウカウカできるわけないですね。どおりで強いはずです。

 で、いつものあの方、
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山内さんは朝から走り回りつつ、しっかり写真も撮っていらっしゃいました。イキイキぶりは半端ないです。観戦にいらっしゃる方は、どうかこの山内さんのお姿もお楽しみに。

それから、戦いの裏では、こんな場面もあります。
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ノジマステラの選手は、U-12もU-15も、そしてもちろんトップも、ピッチに入るときに礼をするのです。「このグラウンドを作ってもらったこと」
「ここでサッカーができるということ」
「みんなに支えてもらっているということ」
「そんなすべてに感謝して、ピッチに入るときは礼をしましょう」
下部組織が初めて集合した日に、菅野監督がそんな話を選手たちにしていらっしゃいました。

活動の場が少ない女子選手にとってピッチは切実な話でしょう。そして2年前、活動拠点が使えなくなってしまった菅野監督にとっても、いろんな思いがあるだろうピッチなのです。 

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