ノジマフットボールパークに春が来た
なでしこリーグの下部、チャレンジリーグも今週で第3節。ノジマステラは名門、清水第八をホーム、ノジマフットボールパークに迎えました。
ノジマフットボールパークはこの日がお披露目。ということで、セレモニーが開催されました。あいにくの雨だったので、素晴らしいスピーチが室内の一部の人にしか聞いてもらえなかったのは残念でしたが、みなさんの期待の表れがヒシヒシとにじみ出た挨拶が続きました。
野島社長は「ここを作ったことで社内では怒られたが、50周年ということで地域貢献を形にしました」と秘話を披露。
司会は「世界の松下」さんです。
黒岩神奈川県知事も駆けつけていました。「公務で雨が降ったのは初めて。これは奇跡というもので、ノジマステラも去年は奇跡の躍進を遂げた」と、しっかりいろいろなストーリーを頭に入れていらっしゃったようです。
小倉日本サッカー協会名誉会長もいらっしゃいました。会長時代に2011年女子ワールドカップに優勝したとき、日本の女子の登録数が約3万5000人だったのに対してアメリカは220万人だったということです。日本だと男子まで含めた全体の登録数が約100万人ですから、アメリカの土壌の広さがわかります。
その小倉名誉会長が会社勤めだったとき、部下として入ってきたのが菅野監督。来賓のみなさんの後に、神妙な顔でご挨拶をなさいました。隣に副キャプテンの坂本選手を連れていたのは、実は1人だと不安だったからでしょうか。
ちなみに坂本選手が緊張していたかというと、
さすがです。度胸があります。
ところで、このブログでおなじみのあの方は……。
写真を撮り、司会に耳打ちし、スタッフに声をかけ、段取りを調べ、そして試合に向けてドキドキしていらっしゃるようでした。
試合前には、4月に発足したノジマステラU-12とU-15が相模原選抜と記念試合を行っていました。発足したときも雨で、初めての顔合わせの時はみんな緊張していたようでした。
これは初めての顔合わせの時の写真。ところがもう3週間も経つと元気いっぱい。きっとみんな坂本選手のように明るく育ってくれることでしょう。