私がいるのはどこ?

無事アンマンの空港に到着しました。あっけなくパスポート・コントロールを通過し、税関でもチェックをくぐり抜け、まずはお金を下ろします。

ATMに向かっていたら、後ろから「コンニチハ」と声がかかりました。「どこに行きますか? ATMですか? その後は市内ですか? だったら私が送りますよ」。白タクさんです。適当にやり過ごして、ATMにVISAを入れたら通らない。しかたがないので、別のカードを入れたのですが、隣のATMではVISAでよさそうでした。うむむ。悪い予感。

Booking.comで予約したホテルはとてもわかりにくいところだったので、タクシーの運転手さんに地図を見せて説明しますが、いっこうにわかりません。電話をかけて調べながら行くことになりました。アンマンのタクシーは市内まで22ヨルダン・ディラハム(約3000円)と決まっていて、少々高いけれどぼったくられる心配がないので安心です。

ぼったくられる心配はないのですが、乗った車の運転手さんは微妙な車線を走り続けます。
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だいたい僕が座っているのが点線の上あたり。き、きっと車線変更にずいぶん時間をかける人なんですよ。と怯えながら理由を見つけて自分を納得させようとします。市内に入ると車線がありません。目と目で合図をしてどちらかが滑り込むという、コミュニケーション能力の高さを求められる運転です。

途中で電話をかけつつ目的のCaravan Hotelへ。一泊25JD(約3300円)。あまり期待していなかったのですが、部屋はこんな感じでした。
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ベッドが2つあるので、ゆったりはできそうです。
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バスタブがあります。ちょっとうれしい。

ところが、無線LANが飛んでいません。Booking.comでは全室で使用できるとなっていたのに。フロントに聞きに行ったら「このマシンでだけつながるよ」と、XPのマシンを示されました。いやいや、それでは仕事になりません。

Booking.comの情報のことを言ったら、「間違っているね」ということでした。ついでに「Booking.comではホテルの場所も間違っていたね」と。今回、このホテルを選んだのはスタジアムに近くてインターネットができるから。どちらも間違った情報でした。

するとオーナーが出てきて、「私の別のホテルならWifiが飛んでいるよ。ここに泊まるのと同じ金額でそちらに泊めよう」と提案してきました。今からホテルを探してうろうろするのも困ります。なので、この際、その提案を受けることにしました。

こんどのCanary Hotelはこんなところです。
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ベッドが無駄に3つあります。
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バスタブもありました。そしてホテルの中は冷え切っています。

安ホテルの特徴として、お湯が微妙に温かいというのがあります。中東のホテルは冷えすぎているのでシャワーや風呂で暖まりたいのですが、どちらかというと体の熱を奪ってしまいそうな温度の水が出るのです。ここは……大丈夫でした。昼間は。

ということで、急遽ホテルを移動して、こうやってブログを書いています。実はWifiにつなげたもののインターネットにはつながらず、DHCPサーバから提供されるDNSサーバがずれているのに気づいて自分で指定し使えるようになったのですが、ともかくインターネットにはつながるようになりました。

ところで……僕が移ってきたこのホテルは市内のどこにあるのでしょう……冷汗。

 

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