ノジマステラ 監督それ厳しすぎるでしょ
本日、神奈川県女子3部リーグ 東海大学vsノジマステラを取材に行ってきました。
リーグ戦初戦を30-0の大差で勝利したノジマステラが今度はどんな戦いぶりをみせるか。そんなことを考えながら会場である日体大に到着したのですが、観客席に座った途端、この試合のキーは別のポイントにあるのがわかりました。
とにかく暑い。最高気温30度、キックオフは13時30分。試合途中で給水タイムが設定されていましたが、そりゃそうでしょう。それから3部リーグは交代した選手がもう一度出場できるというレギュレーションですが、こんな時間にキックオフするのなら、その制度は有効に使わなければならないはずです。
試合は前半2-0、後半3-0でノジマステラが勝ちました。東海大学は終盤まで試合を捨てず、特に後半は何度もペナルティエリアに迫りましたが、得点は生まれませんでした。ノジマステラは前半と後半でDFとFWをそっくりポジションチェンジしました。これも選手をどう成長させようかという考えの表れでしょう。
で、タイトルの「監督それ厳しすぎるでしょ」というのは、試合開始時間のことでも、このポジションチェンジのことでもありません。そして、この試合の前日、同じメンバーで関東大学1部の前期の覇者、早稲田大学と練習試合をプレーしたことでもありません。もちろん、そういう要素がすべてあって、選手たちはみんな相当疲れている様子でしたが。
何より厳しいと思ったのは、この試合の後に選手たちに筋トレを課していたこと。試合直後のピッチの横で腹筋や背筋のトレーニングが始まりました。僕が選手ならブーたれます。暴れます。でも彼女たちは黙々と取り組んでいました。偉すぎる!!
この日、ノジマステラのサポーターの方々が応援歌などが書かれた紙を配っていらっしゃいました。エール交換もあり、すてきな日本サッカーの一面という感じです。それから、この日会場にいたいろいろなチームの選手たちの礼儀正しいことがピカイチでした。こういう現場にいると、余計にしっかり取材しなければと思います。そういうことに気付かせてくれたみなさん、ありがとうございました。