関塚監督らしい会見でした

なでしこジャパンとU-23日本代表のメンバー発表記者会見に行ってきました。佐々木監督、関塚監督ともにさくさくと話す方たちなので、言葉を負っていくのが大変でしたが、その中で関塚監督らしいなぁと思ったのはこの部分。

――ロンドン・オリンピックでの目標は?
「ここまで来たらやるしかないと思います。しっかりとオーバーエイジを含めたキャンプが8日から始まりますし、我々はこのスペイン戦の直前までしっかりとやるべきことをやって、チームとしての一体感ですね、それを持って本大会に向かう。そこのところをどこまでできるかということが結果に結びつくと思っていますので、ベストを尽くしたいと思います」

――具体的な目標は?
「ですから、やる、一つの高みを持って高めていきたいと思います」

で、しばらくして別の記者からも、

――3月に本大会の出場権を獲得したときにメダルを目ざすとおっしゃっていますが?
「目ざすところはしっかりと目ざしていきたいと思いますし、ここまで来たらみんなでやってやろうと、そういうところでしっかりと入っていきたいと思います」

ものすごく慎重でした。それが関塚監督スタイルといえばそのとおり。川崎の監督時代にお話を伺っても、いつもこういう感じの答えばかりでした。オフレコみたいなときに話を聞いても変わらないので、こういう性格なのだと僕は思っています。

ただ、プレッシャーは本当に大きいでしょうね。どうかまず気を楽に望んでほしいと思います。日本の目標はオリンピックで優勝することじゃなくて、ワールドカップで優勝することなのですから。

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