オーストラリア遠征日記 その1 JetStarって悪くなくなくない?
NTTグループがやっている無料のインターネットカフェでいくつか原稿を送って、21時15分発のJetStarケアンズ行きに乗るため、ゲートに向かったのが20時05分。まだ食事もしていなかったし、JetStarのエコノミーは食事が選択制で、僕は何のオプションも付けていなかったので、グラスで水をもらう以外はみんな有料になるはずだから、ともかく腹一杯食べて、機内でがっつり飲むアルコールを買って……あれ? レストランがみんな閉まってる。どうやらどこも20時までだったようです。
やばい、とともかくアルコールを確保しようと売店に行き、ビールとワインを持ってレジに並んだら、レジの女性が「水以外は持ち込んだものを機内で飲めないんですよ」と教えてくれました。えええ?
仕方がない。その場でビールを飲みます。赤いきつねを買って、お湯を入れてもらってまだ堅いまま掻き込みます。うーん、なんか厳しいスタートだなぁ。
案内された席は、さほど広くもなく、かといって狭くもなく。ただ前の座席の下一杯に足を伸ばせるので快適でした。それでも前の座席の一部がほころんでいたり、落書きがあるのがLCCっぽいかもしれません。
ビールを飲んだくせに、やはりワインは味わってみたい。注文したら7オーストラリアドル(約550円)でした。でも、グラスに一杯だけ。味はかなりあっさりしていました。物足りなさが残ります。
飛行機が出発して1時間ぐらい経つと、注文していた人たちには食事がサーブされました。その間、僕はiPadに入れていった映画を見て過ごします。そうこうしている間にちょっとだけ眠くなって、ここはもう寝るしかない!! と寝ていたら、日本時間の03時30分ぐらいに、今度は朝食が配られ始めました。とりあえず僕は無視して寝続けます。
その食事が配られ始めてから約1時間すると、予定よりも早く飛行機はケアンズに到着しました。まだ薄暗く、オーストラリアの夜明けを見ることができました。
こちらで気付いたのは、飲み物の容量が600mlと微妙に大きいこと。それからその値段。3オーストラリアドル(約250円)もします。
ケアンズの空港について、ともかく何か食べようと空港内を見ると、どこかで見たハンバーガーショップらしきロゴが……。
そんなJackさんの店でベーコンエッグバーガー、ハッシュドポテト、飲み物で5オーストラリアドル(約400円)でした。うんうん、あまり日本と変わらないかも。
ケアンズ発09時05分、今度もJetStarです。国内便はさらに横幅が狭いものの、足下は相変わらず広いのでともかく寝ることにしました。途中で食べ物が配られていたようですが、今回も気にせずぐっすり。
11時15分、ブリスベン到着。夜の移動だったので、気分は深夜バスの乗り継ぎという感じでした。ただ、国内便は非常口がある前の座席ということでリクライニングできず、少々疲れましたけど、それも旅の思い出になることだと思います。いい思い出になるか、悪い記憶になるかは試合の結果次第ですけれど。