日本vsヨルダン選手たちの態度に反省
日本はヨルダンを寄せ付けず、6-0と完勝しました。うーん、確かにうれしいけど、アジア全体のレベルがもっと上がらないといけないんじゃないかと感じさせられる内容でした。
さて試合後のミックスゾーンでの話。
本田選手が出てきたとき、報道陣が一斉に群がりました。2戦連発、しかも今日はハットトリック。これはここまで主役となった本田選手のコメントが取れないとみんな困ります。 本田選手は広報部長に連れられ、広報部長のいう場所に立ち、じっくりとみんなの質問に答えていました。本田選手というと「俺様キャラ」で語られがちですが、この日の態度は非常に謙虚でした。うれしさは抑えられないから、口元には力が入ります。それでも言う台詞は「ヤットさんのおかげ」など、とても冷静に状況を把握して、「勝って兜の緒を締めよ」という態度そのもの。この受け答えを見ていたら、みんなきっと彼のファンになるでしょうね。
もっとも、代表はみんな謙虚で、他の選手も大勝にも自分のプレーに対する悔しさを滲ませたり、「情けない」と言ったり、聞いているこちらが身の引き締まるような台詞ばかり。浮かれそうになっている自分を大いに反省させられました。
ところで、この試合の前、広報部長に「AFCにたくさん渡しておいたから、今日は大勝するよ!!」と軽口を叩いたところ、「あれ? 森さんってそんなにお金持ってましたっけ」と返されてしまいました。いや~、一番痛いところをよくわかっていらっしゃる(涙)。でも、言葉どおりに大勝したから、ま、いいか(笑)。