奇跡の一冊になったけれどちょっと悲しいのはなぜ?
奇跡的なタイミングで作ることが出来ました。5月23日、北嶋選手の誕生日に発売されたこの本です。
Jリーグ・レジェンド サポーターが選んだ柏レイソル名勝負BEST10 柏レイソル悲願の初タイトル獲得試合<99年ナビスコ杯決勝>完全収録DVD付き (COSMIC MOOK) (単行本・ムック) / コスミック出版
付録DVDの解説は西野朗監督です。もし制作がもう少し遅れていたら、神戸の監督就任が具体的になって、きっと受けていただけなかったでしょう。
そして今日、こんなニュースが流れました。この本でインタビューさせていただいた北嶋選手の熊本への期限付移籍です。DVDに収録された試合に出ていて、今もそのチームで現役、しかもチームを象徴する選手ということで最適だったのです。もし制作があと1カ月遅かったら、このインタビューもあり得ませんでした。いくら期限付席とはいえ、現所属チーム以外のことを聞くのはためらわれるからです。
西野監督の成功を願ってやみません。そして今季はリーグ戦でここまで5試合しか出場機会の中田北嶋選手が、また大活躍してくれることを信じています。熊本には南選手もいるからなぁ、と思ったりもしています。でも、やはりちょっと寂しい……。いやいや、これは取材の楽しみがまた増えたということなのでしょう。そう考えることにしました。