鳥栖の熱い日の前日の寒い日　その２

明日に向けてどんな準備が進んでいるのか。秘密はこんなところにありました。

居酒屋さんです。看板の電気が消えています。昨日も消えていたそうです。でも店内に明かりがあり、たくさんの人がいます。

みんな一心不乱に何かやってます。

どうやら、明日投げるテープの準備です。テープに芯があると、他の観客や選手に当たって危険です。なのでまず芯を抜きます。

それから竹串を中央部分に突っ込んでまき直しをします。こっちのほうが遠くに飛ばすことができます。

この日、用意されていたテープは「1050本ぐらい」。なぜ「1000本ぐらい」でないのかは不明でしたが、大変な数でした。

ところで、この方が

大将です。どうやら、昨日から店をやってないふりをしつつ、サポーターのみんなに場所を提供しているようです。

提供しているだけではなくて、自らも作業をしています。そんな地道な作業が深夜まで続いていました。

そしてそんな作業をしている1人の後ろ姿が……

「イクラ」？　人間メニュー？　いえいえ、「イクヲ」です。サガン鳥栖の恩人、松本育夫さんのことだと思います。感謝、感謝。