ありがたい先輩
取材の場にはいろいろなルールがあります。明文化されているものも、そうでないものもあります。そして観察力がなければ見過ごしてしまうこともあります。僕にもなかなかわかっていない部分があります。知らず知らずのうちに、マナー違反をすることがあるのです。
そんなときに周りはどうするか。
これが、媒体や会社、立場を超えて注意してくれる方がいらっしゃるんです。
もし気付かないままだったら、あとでトラブルになることもあります。本当は現場って、仲良くしてても周りはライバルのはずなので、他人の失敗をそのままにしておけば、あとで自分が有利になることってあるはずです。だけど、そこをあえて注意してくれる方がいらっしゃいます。
僕がこの日、ミスをしていたら注意してくださったのは夕刊フジの久保武司記者。さっと寄ってきて、こちらを傷つけないようにさらりと注意してくださいました。本当は注意するほうってすごくストレスが溜まると思います。それでも自然な感じで声をかけていただきました。本当にうれしい。
諭してくださる方がいるのは、本当にすばらしい環境だと思います。現場ってお互いに虎視眈々と狙い合う場所なのですが、こういうのって心が洗われます。やはり現場っていいなぁ。