情勢不安のシリアの代わりにタジキスタンですが……

FIFAは19日、ワールドカップアジア3次予選でシリアが無資格の選手を使ったとして失格とし、タジキスタンが代わりに出場すると発表しました。

1月のアジアカップ、第2戦のシリア戦は、長谷部選手のゴールで先制したものの、後半、川島選手が相手と交錯して退場となりPKで同点に追いつかれ、それでも岡崎選手がPKを獲得して本田選手が決め2-1で制するという激しい試合でした。シリアの人たちもきっともう一度対戦できると張り切っていたでしょうから、残念なことだと思います。

ただ、今回のホーム&アウェイの試合のうち、情勢不安のシリアでの開催は危ぶまれていたので、どこで試合が開催されるか心配していましたが、これで中東への移動はなさそうです。

まだ行ったことのないタジキスタンですが、 どんなところか調べておこうと外務省の情報を見たら、おい!!

・2007年6月16日、最高裁判所爆破テロ事件
・2007年11月2日、大統領警護隊長自動車爆破テロ事件
・2007年11月14日、国際会議場爆発テロ事件
・2008年1月19日、中央百貨店付近アパート爆発テロ事件
・2008年2月1日、中央公園付近民家爆発テロ事件
・2009年7月25日、ドゥシャンベ国際空港付近爆発テロ事件
・2009年7月26日、タジキスタンホテル駐車場爆発テロ事件
・2009年7月30日、コルヴォン市場付近爆発テロ事件

えっと、一番安全といわれている首都付近でこんなことになってます。最近2年は起きていない、と思ったらこれは2010年4月の情報(現在も有効です)。ということは、このレポートをまとめる半年前までいろいろ起きてたってことですね(涙)。

しかも、「タジキスタンにおける衛生事情は極めて悪く、毎年、腸チフス、マラリア、コレラ、赤痢等の風土病の発生により多数の死者が発生しているほか、野犬による多数の被害例(狂犬病による死亡例を含む)も報告されています。したがって、渡航に際しては、A・B型肝炎、腸チフス、ジフテリア、狂犬病、破傷風等の予防接種をお勧めします。また、滞在中、シャワー、歯磨き、レストランでの食事の際には、生水、氷、生野菜等を口にしないよう十分注意してください」とのこと。「多数の死者が発生」って……。

中東に行くよりも安くあげられそうだから、ま、いいか!! またまた冒険の旅ができそうです。

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