ワールドカップで優勝するということは

ワールドカップで優勝するということ、その影響をつぶさに見ました。

ダノンネーションズカップ愛知予選、参加32チームの中には女子選手が10名混じっていました。

このダノンネーションズカップはハーフコート、小学生用のゴール、9人制、20分1本というルールで開催されていて、大阪予選(3月8日)、愛知予選(7月31日)、神奈川予選(8月27日)のそれぞれの予選から合計12チーム、さらにJクラブの下部組織20チームを加えて、9月3日・4日に日本代表を決めます。

「前回の決勝、柏vs川崎のレベルがすごく高かった」という話を聞いて興味があったのですが、この各地の予選大会は想像もできなかったくらいの個性のぶつかり合いでした。

プロフィールに50キロと書かれているがっちりした選手がいたのですが、パスを受けるとぎゅんぎゅん引き技で相手を翻弄します。ワンタッチのパスが6本つながって攻めたチームもありました。そんな中に女子選手。

話を聞いたのは1人がMF、もう1人はDF。体型では男子に負けています。ところが、それこそ「なでしこジャパン」が体格差の違う相手にうまく戦ったように、クレバーな動きでボールを奪い、パスを出していました。大柄な男子にプレスをかけられても、巧みにボールを動かしてボールをキープし、パスします。

話を聞いた2人は将来の夢にためらいもなく「なでしこ」を挙げました。ちゃんとワールドカップも見ていたそうです。この日も場内アナウンスで好プレーに「ナイス・なでしこ!!」と声をかけられ、周りの男子からも一目置かれているようでした。

プレーしていた女子選手には優勝が大きな励みと目標になったのは間違いありません。そして男子選手にも、女子選手を舐めてはいけないという教訓になっているようです。

確かに舐めちゃいけないでしょうね。
9月のスケジュールは
9/01 五輪予選 なでしこvsタイ
9/02 
W杯予選 日本代表vs朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
9/03 
五輪予選 なでしこvs大韓民国(韓国)
9/05 
五輪予選 なでしこvsオーストラリア
9/06 
W杯予選 ウズベキスタンvs日本代表
9/08 
五輪予選 なでしこvs北朝鮮
9/11 
五輪予選 なでしこvs中国
9/21 五輪予選 日本U-22vsマレーシアU-22
なのですが、話題をなでしこに持っていかれそうな予感が……。いやいや、そんな訳は。でもリーグ戦の観客動員を見ていると……ドキドキです。 

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