川崎vs磐田 劇的なフィナーレとなりましたが

90分、川崎の小宮山選手が左サイドを突破し、中央にジュニーニョ選手が詰めました。ですが30分に山本脩斗選手が退場して以降、60分を10人で耐えてきた磐田は体を張って防ぎます。こぼれたボールはまたもジュニーニョ選手の前へ。もう一度合わせるものの、またも磐田が弾きます。そこに走り込んできたのが小林選手。劇的なシュートを押し込んで川崎が1-0と勝利を収めました。


34分、川崎は足を痛めた田坂選手に代わって登里選手を投入します。その登里選手がゴールに絡んでいた78分、相馬監督は登里選手を小林選手に代えました。1人少ない磐田はゴール前にしっかり引いて守備をしていたので、スペースへの飛び出しがうまい小林選手を投入する意図が僕にはわかりませんでした。そこで小林選手に聞いてみると、「左サイドからのクロスが上がっていたので、右サイドからヘディングで詰めろ」という指示が出ていたそうです。小林選手はヘディングにも自信があるとのことでの投入でした。結果としてはヘディングではなかったものの、左サイドを崩して右からゴール前に入ってきてフィニッシュということで、相馬監督の狙いが見事に的中したと言えるでしょう。それでもまだ川崎は攻守のチグハグさが目立ちます。はたしてこの1勝が好転のきっかけとなるのでしょうか。

磐田は数的不利の中で頑張ったのですが、最後の数分間で集中力が切れました。もしもシーズンがもっと進んでいたら守り切れたかもしれません。ですが、まだギクシャク、あるいは途中から疲れがどっと出てしまう、いかにもシーズン序盤のチーム状態という中では勝ち点1を守りきることはできませんでした。

ところで、この試合にamieさんが来ていらっしゃいました。Jリーグ・アフターゲームショーでは見られなくなったものの、本当にサッカー大好きなamieさんのこと、きっと画面に復帰する日は近いでしょう。
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小ネタ)ある外国の方と一緒にスタジアムを後にしたのですが、その人が子どもたちから「イニエスタ!!」と呼ばれていました。その方はにっこり笑って手を振ったものの、その後、自分の頭に手を置いて考え込んでいました。「今の時代にイニエスタに間違われるなんて最高じゃないですか」とフォーローしたものの、子どものみなさん、危ない遊びは止めましょう。

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