【闘病日記】最初の日は彼女の笑顔で
ベッドの上で動けないからそれだけで腰は痛く、口にはからからに乾いた空気を送り込んで喉を痛めつける酸素マスクがあてがわれ、尿道には無理やり排尿させるためのパイプが突っ込まれていました。
それだけでも3重苦。排尿のパイプは取ってもらったのですが、これがこの日最悪でした。マジ痛い。ありえない。こんなの全身麻酔で取らなきゃダメでしょうって感じ。
それでも朝、「今日の担当です」と挨拶に来てくれた看護婦Sさんの天使の笑顔に救われました。
で、張り切ってベッドから降りて車いすに乗ってレントゲンを撮りに行ったり、自分で歩いて点滴を持ったままトイレに行ったり。
「すごいですね、ここまでできればすごいですよ~」
と褒められていい気分。ところがこの日の夜、まさかあんなことが待っていようとは……。