今こそ2002年を思い出して
3月29日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」が開催されます。他にもいろいろなクラブがチャリティマッチを組んで復興の手助けをしようとしています。もっとも4月2日の福岡vs鳥栖のように、チャリティなのにこんなヤバいカード組んでいいのか!! と言いたくなるのもありますが(笑)。
クラブに留まらず、Jリーグそのものが文部科学相と連携しながら社会貢献しようとする姿勢を鮮明にしています。いち早く中断したリーグの再開を遅らせていますし、ナイトゲームは5月になっても被災地域での開催はありません。
選手の年俸を払わなければならないのに、肝心の試合ができないという苦しい状況の中で何とか耐えながら他者を思いやろうとする姿は健気にも見えます。
ところで、そのJリーグやクラブが行っている活動を継続的にできないものでしょうか。復興に時間がかかっても、時に応じて援助してあげられるように。
そこで思い出すのが2002年ワールドカップ誘致のころ。たしかあの頃って、チケット代に誘致の資金にするからってプラス100円されていませんでしたっけ。今回もそうすればいいのに。1試合1万人で100万円。これがJ1だと17試合(ナビスコカップはどんな形式でやるか不明なので)、J2だと19試合。結構な額になると思うのです。
あ、もちろんそのシステムを構築したり運営したりする費用もその100円の中から引いていいと思います。となるとこの方法をとるクラブへの負担は少ないはずですから。
で、そういう基金を今度は野球と共同開催(笑)っていかがでしょ?