2011アジアカップの旅67 地獄の?砂漠ツアー
日本が決勝に進出してくれたおかげで、洗濯の時間と半日の観光の時間ができました。そんなとき、カメラマンの浦さんが一言。「砂漠ツアー、よかったですよ。オススメします。楽しみがなくなるといけないので詳細は黙っていますけどね」
そうまで言われたら、ここはなけなしの175リアル(約4300円)を払って行って見よう!! 14時出発18時帰着というコースなら、きっと沈む夕日をバックにラクダに揺られることもできるでしょう!!
やってきたのはハマー2でした。こいつは砂漠でもどんどん進んでくれそうです。
時速130キロで約40分、なぜか車がたくさん止まっているところにハマーも止まると、タイヤの空気をしばらく抜きました。いよいよ砂漠突入です。
見渡す限り砂、砂、砂、そして車の走った跡。どうやら砂漠ツアーは人気のコースのようです。
30分ほど走って海の近くにきました。目の前には海水でしょうか、池ができています。これを高いところから見て、絶景、絶景。
上を見ると、イメージしていたとおりの砂漠です。こんなスケールの大きな、静かな中で思いを巡らせば、考えを深くできそうです。
と思っていたらちょっと走ってこんな感じの場所にきました。下を見るとクラクラきます。すると隣にも1台。音の正体はこの車だったのですね。並んでどうするのだろう。するといきなり2台揃って!!!!
ヤーメーテー!!(この写真はあまりにへたれていろいろ写り込んでしまったので、右下と左上を一部修正してあります)
これだけでは終わりませんでした。同じような急斜面を今度はバックで滑っていきます。ひぃー!! 写真を撮る余裕なんかありません。さ、砂漠ツアーに期待したのは、こんなんじゃないから~!!
ぐたぐたになってたどり着いたのが海のほとり。
あちら側はサウジアラビアだそうです。そうですか、といいながらまだバクバクいっている心臓を落ち着かせます。ジェットコースターにも乗らないのに、なんでこんな目に……(涙)。
そんなこちらの様子を見ていたためか、帰りに運転手さんはラクダのいるところに案内してくれました。そうそう、こういうノンビリしたのがいいんです。
係の男性が一人いて、1回乗ると20リアル(約500円)ということでした。運転手さん、リベートもらってるね。まぁせっかくだから乗ることにしました。僕が乗るのは左のラクダ。口枷をかまされているのがちょっと心配です。よく見たら口の周りには鎖と、そしてその鎖でついたような傷跡が……。
やっぱり凶悪でした~!! 乗ろうとするとわざと背中を振って振り落とそうとします。しかも高い!! 片道25メートルの直線を往復する間中、しっかりとつかまっていました。戻ってきたとき、係が「もっと?」と言うので写真を撮りたかったからもう1往復をお願いして、必死に撮れたのがこの1枚。係の人と比べると、非常に高いことがわかっていただけると思います。
そして降りた途端、いきなり構えておしっこ。おい、凶悪過ぎるだろう!!
砂漠を走りました。ラクダにも乗りました。だけど、僕が想像していた砂漠ツアーとは別のイベントでした。食事をした直後だったら、かなりヤバかったと思います。