2011アジアカップの旅60 運命の韓国戦、試合前のメディアセンター

今日は試合開始4時間前にスタジアム入りしています。AFCからは3時間前から記者席とミックスゾーン・記者会見のチケットを配る、という連絡が来ているし、たぶん前回同様、日本サッカー協会が日本人プレスに対するチケット配布を行ってくれるものだろうとは思いますが、気を抜く訳にはいきません。何より、やっぱりいい席をちゃんと取りたいですからね。対戦国のプレスよりも。

こちらにきて、韓国人の記者の人に何度か話しかけ、あるいは話しかけられたりしたのですが、残念ながらいつも会話を交わす関係にはなれませんでした。お互いに意識してしまったというのもあるでしょうし、この対戦が頂上を目指すためには避けられないだろうという思いもあったのでしょう。

バスで同乗しても、お互いに緊張感があります。もうあと6時間もすれば決着がつくのですが、それまで僕たちも緊張の糸が途切れることがないはずです。

そう言えば、前回のアジアカップ、3位決定戦では退席処分されていた洪明甫コーチが延長前にピッチに戻って円陣に加わり、処分を受けていました。あの熱さが日韓戦です。

ところで、前日練習の後に気になることが。いつもきちんとコメントを残す選手が、ほとんど何もいわずにバスに消えていきました。集中していることの表れなのか、あるいは別の意味があるのか……。一番ありそうなのは、こちらが過敏に反応して心に残ってしまったということなのですが。 

Follow me!