天皇杯決勝 鹿島vs清水 試合後の伊東選手と市川選手
ロッカールームはいろんな号泣であふれ返っていたそうです。ですが、2人とも出てきたときはもう感情をコントロールできていました。
伊東選手
「相当悔しいよ。1対1の状況で出ていったし。あれを勝たせてあげられなかったというのが力がなかったのだと思って……。でも清水でやり残したことはないよ。クラブを変わってまた新しい目標があると思うし、その中で自分がどのようにフィットして貢献できるかというのが大事だろうし、もっとシビアで厳しい戦いがあるのだと思うけれど、またそれに勝つことを目ざして続けていきたいと思います。……でも、一つここで一区切りできて……。ホント18年、長い間、いろんな選手や監督と出会えてやって、それが財産だと思うし、それで選手としても人間としても成長できたと思います。また少しでも成長できればいいかな。またハードにトレーニングして、毎日勝負していかないとね」
市川選手
「鹿島はしたたかでした。なかなかボールをもらう機会がなかったし。悔しいです。本当に最後勝ちたかったですね。いいものを残していきたかったし……喜びもほしいですね。悔しさが本当にたくさん残るし、最後みんなにこれからまた今年チームが若くなるし、その意味でも優勝というものを残していきたかったですね。これからはもっとタフにならなければならないし、でもやるからには勝利を目指して、高いところを目ざしてやりたいと思います」