噂のandroid 8円携帯がやってきた
今日はサッカーとはちょっと違う話です。
今、いろんなところで取り上げられているandroid 8円携帯が手に入ったので、その感想を。
現在、auのIS01というandroidスマートフォンが最後の大バーゲン中です。
メガネケースのようだという噂だったのですが、厚さはそれほどありません。大きさは噂どおりかも……。
このIS01を
1.新規またはMNPだと端末代金が0円になる店で「IS01」を契約
2.月額基本料プランは「シンプルE(月額1,560円)」を選択
3.オプションで「IS NET(月額315円)」を選択
4.「誰でも割」を選択。この「誰でも割」を選択すると月額料金プランが50%になります。つまり「シンプルE」は780円になります
5.この時点で月額利用料は1,095円になります
6.IS01を新規やMNPで契約すると「IS01/02割」という割引が使えます。これは料金から1,095円を引くもので、月額基本料とIS NETのどちらも対象です。つまりこれで初期費用も月額料金も0円になります
7.ただし、最初に契約事務手数料2,700円 (税込2,835円)がかかります。また月額コストとしてユニバーサルサービス料(固定電話の費用を電話全体で負担するために強制的に課せられている)8円はかかります
これからの電子書籍を考えるとandroid携帯って触っておきたいと思ってました。月額8円なら、もっともコストを抑えて手に入れられるんじゃないでしょうか。
注意点は、
A.この8円のポイントになっている「IS01/02割」は12月19日までの限定です。これを逃したら8円携帯はできなくなる可能性があります(「IS01/02割」の前に「ISデビュー割」というのが同じ内容であったのですが、名前を変えて延長されているので、なくなるとは言い切れません)
B.IS01の入荷が少なくなっています。ヤマダ電機で申し込もうと思ったら「もう入荷はありません」とのことでした。また、新規かMNPでも端末代金を0円にしていない店もあります。まずは在庫と値段をチェックしたほうがいいでしょう
C.通話をしたり、パケットを使うアプリケーションを立ち上げると月額費用がどんどん加算されてしまうこと。なので、買ってきてすぐにSIMカード(AUで言うICカード)を抜きます。これで電話として使えなくなります。だけどwifiで運用できます
D.2年後の解約を忘れると、25カ月目から1,095円を請求されます。なので、25カ月目にすべてのプランを解約します。でもIS01はこれまでと同じ運用のまま手元に残ります。「誰でも割」は解約予告ができるので、買ってきたらすぐ電話を入れておきましょう。料金プランとオプションは25カ月後でないとできません。さらに契約期間の途中で解約すると解約手数料がかかります。
E.USBからの充電ができますが、AU携帯用の電源コードを持っていたら、それに付属の変換ケーブルをつないで充電できます
つまり、こうやって使うIS01は、計算機であり、電子辞書であり、wifi環境下のブラウザであり、メーラーの役割、iPod Touchと同じ位置付けなのです。iPod Touchと違うのはワンセグが単体で見られるところですね。
さて、実際に手に入れてみると、いろいろあります。
a.契約のときに「安心ケータイサポート」を付けなければいけませんでした。これって「店の方針なんです」と係の女性にうるうるしながら言われて、付けてしまいました。早く解約せねば
b.スマートフォンなのでEZWEBが使えません。したがってPCから情報を登録するための「お客様コード」がわかりません。PCから問い合わせを出したら、メールで再度問い合わせるか、電話窓口で教えてくれるということで、さっそく電話しました
c.変換はかなり賢いのですが、やはり使い慣れた日本語入力でないと原稿作成は厳しそうです
d.キーボードもある、パネルにタッチしてもいい、ポインティングデバイスもついている、と至れり尽くせりですし、いろんなバリエーションがあるというのがandroidのいいところなのでしょうが、その分、操作などがアプリケーションごとに違っていて、まるで統一感はMac、多様性がwindowsというような違いが、iPhoneとIS01との違いとして存在しています。androidはちょっとマシン寄りなので、そういうのが好きな人にはいいのでしょう
e.当然ながらwifi環境下でないとネットワークは使えません。iPhoneを無線局にして使おうかと思いましたが、できませんでした。iPhoneをテザリングして、Macを無線局にすると使えます
f.iPhoneのApp Storeにあたるandroid marketは、有料ソフトが24時間以内ならクーリングオフ可能です。つまり電子書籍はダメということですね。24時間かかっても読めない本や、どうしても手元に残しておきたい本なら売れるのでしょうが……。