いろんな思いが交錯していた横浜FMvs神戸

正直に言えば、前半の内容はあまりにひどく、どちらのチームもボールを蹴るばかりで意図が読み取りにくい試合でした。

それでも、後半の戦いの中にはいろんな思いが前面に出てきて、どちらかと言えば個々人の様子が楽しめたのがこの試合でした。

神戸で言えば、まず都倉選手。
「ヘディングでは負けたらいけないと思っていますから」
日本代表の栗原選手を相手に身体を張りまくっていました。昔はややファウル気味の対応も多いと思っていましたが、今はとてもフェアな競り合いが多く、その分見ごたえが増えました。

出場しなかったけど我那覇選手。
チームが置かれている状況は厳しいのですが、我那覇選手の表情に明るさが戻っているのは、高校時代から彼を見ている者としてはうれしいことでした。
「あとはゴールです。それがあれば変わります」
期待しています。

あとは話ができなかったけど、途中出場で途中交代させられた狩野選手、この交代劇を決断した木村監督、交錯したときに声を掛ければきっと故意だと思われなかっただろう、退場させられた大久保選手と、ともかくいろんなドラマが詰まってました。こういうドラマの続きを追う一週間も楽しそうです。 

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